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スワーヴリチャードの初産駒が誕生

  • スワーヴリチャードの初産駒
    スワーヴリチャードの初産駒
  • 父の特徴を受け継いだヴァンフレーシュの2021
    父の特徴を受け継いだヴァンフレーシュの2021
  • 種牡馬生活2年目を迎えたスワーヴリチャード
    種牡馬生活2年目を迎えたスワーヴリチャード

 昨年から安平町早来源武にある社台スタリオンステーションで種牡馬入りしたスワーヴリチャードの初産駒が誕生した。

 スワーヴリチャードの生まれ故郷でもある安平町早来源武のノーザンファームにおいて誕生したのはヴァンフレーシュの2021。1月29日生まれの牡の栗毛となる。

 本馬はカンナSなどJRA 2勝のアルムブラストの半弟。管理する鈴木亮厩舎長は「父のスワーヴリチャードは当歳の時に扱ったことがあるのでよく覚えています。元気が良くて絶対走ると思ってました。この仔も父に似たタイプに生まれてきました。毛色や皮膚の感じ、脚が長くて伸びのある体形などは特徴を受け継いでると思います。このまま順調に育ってほしいですね」と話した。

 牡7歳栗毛のスワーヴリチャードは、父がハーツクライ、母がピラミマ、母の父がアンブライドルズソングという血統。2014年に苫小牧市のノーザンホースパークで開催された日本競走馬協会主催のせり市場、セレクトセールサラブレッド当歳において、このセールで4番目の高額となる167,400,000円(税込)で(株)MMBに購買された市場取引馬として知られている。

 現役時代は(株)NICKSの所有馬、栗東の庄野靖志厩舎の管理馬として2016年9月にデビュー。2戦目で初勝利をあげると2017年の共同通信杯(G3)で重賞初制覇を飾った。秋にはアルゼンチン共和国杯(G2)で2つ目の重賞を制覇。2018年は金鯱賞(G2)から大阪杯(G1)を連勝し初のG1制覇を成し遂げた。2019年はジャパンC(G1)を制覇。通算19戦6勝2着3回3着3回、総賞金891,324,000円の成績を残した。

 昨年1月末に急遽引退が決まり種牡馬として供用開始。種付料は受胎条件200万円(フリーリターン特約付)に設定され、ATCオーストラリアンオークス馬アブソルートリー、英2000ギニー馬ドーンアプローチの半姉ウェイクミーアップ、仏オークス馬アヴニールセルタンの半妹ジングルベルロック、ルージュバックの母として知られる米最優秀古牝馬のジンジャーパンチ、アルゼンチン最優秀2歳牝馬セレスタ、シュヴァルグラン、ヴィブロス、ヴィルシーナの母として知られるハルーワスウィート、アドマイヤリードの母として知られるベルアリュールⅡといった錚々たる繁殖牝馬123頭と交配した。

 2021年の種付料は前年同様受胎条件200万円(フリーリターン特約付)。ハーツクライの後継として大きな期待を集めている。