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アドミラブルがイーストスタッドにスタッドイン

  • 2019年10月31日
  • スタッドインしたアドミラブル
    スタッドインしたアドミラブル
  • 元気な姿で新天地に到着
    元気な姿で新天地に到着
  • 500kgを超える雄大な馬体は魅力
    500kgを超える雄大な馬体は魅力

 10月29日、浦河町西幌別にある大型種牡馬施設のイーストスタッドに、来年から新たに種牡馬として供用を開始するアドミラブルが、元気な姿でスタッドインした。

 アドミラブルは父がディープインパクト、母がスカーレット、母の父がシンボリクリスエスという安平町早来源武にあるノーザンファームの生産馬。牡5歳の鹿毛で、2007年の皐月賞馬ヴィクトリー、1996年の日本ダービー馬フサイチコンコルド、2009年の皐月賞馬アンライバルド、リンカーン、ボーンキング、アンブロワーズと同じファミリーになる。

 アドミラブルの競走成績は5戦3勝3着1回。近藤英子氏の所有馬、栗東の音無秀孝厩舎の管理馬として2016年9月にデビュー。2戦目で初勝利を挙げると3連勝で青葉賞(G2)に優勝。1番人気で出走した日本ダービー(G1)は33.3秒の豪脚で3着に入った。その後休養に入り、10月27日付で競走馬登録を抹消した。

 到着時の馬体重は530㎏。イーストスタッドの谷川貴英社長は「馬格があって楽しみです。怪我さえなければG1も狙えた馬だと思いますので、今度は種馬になって、産駒でその雪辱を晴らしてほしいです。青葉賞(G2)の勝ち方が印象に残ってます。中長距離路線で活躍できるような種牡馬になってほしいですし、シンボリクリスエスの血も入っているので、ひょっとしたらダートでも走るかもしれませんね。ディープインパクトの後継馬はたくさんいますが、馬格のある馬ですので仔出しの小さい繁殖には合うかもしれません。キズナやリアルインパクトといった大型馬も種牡馬で成功してますから、アドミラブルにも期待が高まります」と話した。交配料等の詳細については決定次第発表されるという。