馬産地ニュース

高静小学校6年生が北海道オータムセールを見学

  • 2019年10月23日
  • 北海道市場オータムセール会場を訪れた高静小学校6年生
    北海道市場オータムセール会場を訪れた高静小学校6年生
  • 案内役を務めた服部健太郎
    案内役を務めた服部健太郎
  • せり上がる様子を固唾を飲んで見守る児童
    せり上がる様子を固唾を飲んで見守る児童

 10月16日、新ひだか町静内こうせい町にある新ひだか町立高静小学校(中村等校長)の6年生79人が、新ひだか町静内神森にある北海道市場を訪問し、今年最後の1歳馬市場である北海道オータムセールを見学した。

 79人の6年生は2班に分かれて訪問。地域の基幹産業である軽種馬生産について学ぶための授業の一環で行われた。授業にはひだかうまキッズ探検隊を主宰する新ひだか町地域おこし協力隊がサポート。案内役は9月の生産牧場の見学に際に協力した、新ひだか町静内神森にある服部牧場の服部健太郎社長が務めた。

 北海道市場に訪れた6年生は、服部社長の引率により、屋外のパレードリンクを周回する上場馬を見学。服部社長は「ここはこれからせりにかけられる馬が歩く場所です。購買者は歩様などを再確認します」と説明した。

 続いて、セール会場内に入り、2階から実際にせりにかけられる様子を見学。緊張した雰囲気の中で、万単位でせり上がっていく光景を固唾を飲んで見守った。

 最後は売却された馬が記念撮影する場所へ移動。服部社長は「今日ここで売れた馬は、来年2歳になって早ければ4月に地方競馬で、中央競馬なら6月にデビューします。500万円の馬も100万円で売れた馬も一緒に走りますが、高い馬が勝つとは限りません。100万円の馬が500万円の馬を負かすことがあるのが競馬です。車なら値段が高い高性能の外車と普通のトラックが一緒に走ってもトラックは外車に勝てません。でも、競馬は安い馬が高い馬に勝つ場合があるから面白いのです。馬を買う人も真剣に馬を見て、自分の馬は絶対走ると思って夢を追いかけます」とわかりやすく例えで話した。

 児童たちは「お金はいつまでに払うのですか?」といった質問も投げかけ、生産者が愛情をもって育てた馬がどのようにして売れていくのかを理解した。