札幌競馬場でどさんこの「じみち美人コンテスト」と「ひき馬による体験乗馬」が行われる
29日、札幌競馬場に北海道和種馬の道産子(どさんこ)が来場。側対歩の美しさを競う「じみち美人コンテスト」と「ひき馬による体験乗馬」が行われた。
今年で6回目を迎える「じみち美人コンテスト」には、道内で管理されている10頭の道産子が出場。大会はトーナメント方式で行われ、前脚と後脚を同時に動かして歩く「側対歩」でパドック内のコースを回り、その美しさで優勝を競われる。
事務局長を務める白井興一さんの合図でスタートを切った2頭の道産子は、パドック内のコースを側対歩を保ったまま器用に周回を重ねていく。その姿を見た札幌競馬場の植木聡場長、酪農学園大学の天野朋子准教授、帯広畜産大学の齊藤朋子助教授の3人が審判となり、騎手がたすきでかけている赤か白のどちらかの色の旗をあげる、多数決で勝者を決定。決勝は信律号と白風15号によって争われ、3人ともに信律号に旗が上がった。
優勝者の関係者と騎手には記念品だけで無く、植木場長からターフィーのぬいぐるみといったJRAグッズも手渡されていた。また、大会に出場した道産子たちは、その後にパドックで行われた「ひき馬による体験乗馬」にも登場していた。