馬産地ニュース

ノーザンホースパークでディープインパクト展

  • 2019年09月30日
  • 9月21日から始まったディープインパクト展
    9月21日から始まったディープインパクト展
  • ディープインパクトが上場された時のせり名簿
    ディープインパクトが上場された時のせり名簿
  • 今年2月の展示会でのディープインパクト
    今年2月の展示会でのディープインパクト

 9月21日、今年で開場30周年を迎えた苫小牧市美沢にある、馬と自然のテーマパーク、ノーザンホースパークは、ホースギャラリーのイベントスペースにおいて企画展「ディープインパクト展」を開始した。企画展は来年1月13日まで。

 ディープインパクトは2019年7月30日に17歳の若さで逝去。現役時代の2005年には無敗でクラシック三冠を制覇するなどG1レースを7勝し、2005年、2006年と2年連続でJRA賞年度代表馬に、2008年には顕彰馬に選出された。種牡馬になってからも、ディープブリランテ、キズナ、マカヒキ、ワグネリアン、ロジャーバローズという5頭の日本ダービー馬を筆頭に数々の活躍馬を送り出し、7年連続でリーディングサイアーに輝くなど、さまざまな記録を残した。

 展示スペースでは、生産者のノーザンファームが所蔵する第72回日本ダービー(G1)の優勝トロフィや第65回皐月賞(G1)の優勝トロフィ、第66回菊花賞(G1)の優勝トロフィ、第26回ジャパンC(G1)の優勝トロフィ、馬主の金子真人ホールディング(株)が所蔵する第72回日本ダービー(G1)と第65回皐月賞(G1)の優勝レイやディープインパクトを購買したセレクトセール2002のせり名簿、武豊騎手の直筆サインが入ったディープインパクトの勝負服などを展示。観光で訪れたゲストたちは、ここでしか公開されない秘蔵の記念品を食い入るように見つめ、歴史的名馬の思い出にふけっていた。