9月19日午後、JRA日本中央競馬会は北海道セプテンバーセールで購買した1歳馬を、宮崎県宮崎市にあるJRA宮崎育成牧場へ輸送した。

 新ひだか町静内神森にある北海道市場にて、9月17日、18日に開催された北海道セプテンバーセールにおいて、JRAは牡6頭、牝8頭の合計14頭を総額91,908,000円(税込)で購買。14頭のうち7,560,000円(税込)で購買したホッコータルマエ産駒、6,048,000円(税込)で購買したクリエイター2産駒、3,240,000円(税込)で購買したマクフィ産駒の牝馬3頭が今回、宮崎育成牧場へ向かうことになった。

 3頭は北海道市場の馬積み下ろし場に集合。マイクロチップ検査を終えるとJRAが用意した馬運車に乗り込んだ。積み込みには生産者や日高軽種馬農業協同組合の職員が見送った。

 3頭は函館からフェリーで本州へ移動し、21日に新潟競馬場で1泊。宮崎育成牧場へは23日朝に到着し、翌24日からさっそく馴致に入る予定という。JRAが9月に購買馬を宮崎育成牧場に輸送するのは初めてということもあり、3頭の今後の成長ぶりも注目されている。

 今年のJRA育成馬はホームブレッドを含め83頭(牡40頭、牝43頭)。宮崎育成牧場では22頭(牡10頭、牝12頭)が育成調教される。