馬産地ニュース

JRA日本中央競馬会のサマーセール購買馬が日高育成牧場に入厩

  • 2019年09月06日
  • JRA職員による馬体検査
    JRA職員による馬体検査
  • 12,420,000円(税込)で購買したルーラーシップ産駒
    12,420,000円(税込)で購買したルーラーシップ産駒
  • 放牧地で元気な姿を見せた
    放牧地で元気な姿を見せた

 8月28日、JRA日本中央競馬会が北海道サマーセールで購買した1歳馬が、浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場に入厩した。

 JRAは8月19日から22日まで新ひだか町静内神森にある北海道市場にて開催された北海道サマーセールにおいて、総額250,020,000円(税込)で39頭(牡21頭、牝18頭)を購買。日高育成牧場では、そのうちの29頭(牡14頭、牝15頭)を管理することになった。

 入厩は2回に分けて行われ、28日の午前に牡馬14頭を、28日の午後から牝15頭を受け入れ。各飼養先から移動してきた1歳馬は、JRA職員によるマイクロチップ検査、歩様検査、メディカル検査、馬体重測定、採血が行われ、グループごとに放牧された。

 冨成雅尚業務課長は「素晴らしい馬をたくさん買えてよかったです。今回入厩した馬たちは、すでに入厩して中や放牧しているJRAホームブレッド、セレクトセール、セレクションセールで購買した馬たちと一緒に、来週から馴致を始めます。10月中旬には騎乗したトレーニングを進めていきたいと考えています」と青写真を語った。