馬産地ニュース

浦河町馬事資料館で企画展

  • 2019年08月30日
  • 浦河町馬事資料館で始まった企画展「ウマ その進化と特徴」会場
    浦河町馬事資料館で始まった企画展「ウマ その進化と特徴」会場
  • 馬と人の関わりが描かれた浮世絵
    馬と人の関わりが描かれた浮世絵
  • 企画展が開催されている浦河町馬事資料館
    企画展が開催されている浦河町馬事資料館

 8月24日、浦河町西幌別の浦河町立郷土博物館の敷地内にある浦河町馬事資料館において、令和元年度馬事資料館企画展「ウマ その進化と特徴」が始まった。企画展は9月15日まで。入場無料。開館時間は午前9時から午後4時30分。休館は8月26日と9月2日、9月9日。

 企画展は浦河町立郷土博物館が主催。公益財団法人馬事文化財団JRA競馬博物館、JRA日本中央競馬会日高育成牧場、日胆地区博物館等連絡協議会、浦河町立郷土博物館友の会が後援した。

 企画展ではJRA競馬博物館所蔵パネル30枚を展示して、馬の進化と特徴をわかりやすく紹介。最初は狩猟の対象だった野生馬がやがて家畜化した過程などがわかるようになっている。

 また、馬との関わりが描かれた、浮世絵に見る人と馬を8枚展示。海有鞍、知多掛鞍、十文字轡といった馬具、明治40年に浦河町の西舎地区に創設された国営牧場として知られる日高種馬牧場の、明治時代、昭和時代の種付牝馬台帳といった貴重な資料も公開されている。