馬産地ニュース

ノーザンホースパークが種牡馬見学ツアー

  • 2019年08月28日
  • 社台スタリオンステーションでの種牡馬見学
    社台スタリオンステーションでの種牡馬見学
  • 引退競走馬との再会を楽しんだ
    引退競走馬との再会を楽しんだ
  • 開園30周年を迎えたノーザンホースパーク
    開園30周年を迎えたノーザンホースパーク

 8月24日、25日の2回、株式会社ノーザンホースパーク(北海道苫小牧市、吉田勝己代表取締役)が運営する、馬と自然のテーマパーク「ノーザンホースパーク」は、日本を代表する種牡馬の人気見学ツアー「社台スタリオンステーションに行こう バスツアー2019」を開催した。

 このイベントは日本を代表する種牡馬を見学するバスツアーで、競馬ファンの熱い要望に応えようと2014年から毎年実施。今年はノーザンホースパーク開園30周年スペシャルキャンペーン「Brilliant Anniversary(ブリリアントアニバーサリー)」記念イベントのひとつとして開催された。ツアーには900通以上の応募の中から抽選で選ばれた幸運な60人(各日30人)が参加した。

 ツアー参加者はノーザンホースパークに集合。最初は貸切バスで安平町早来源武にある社台スタリオンステーションを訪問した。

 社台スタリオンステーションでは、2011年の3冠馬オルフェーヴル、2013年の日本ダービー馬キズナ、2015年の日本ダービー馬ドゥラメンテ、2013年JRA賞年度代表馬ロードカナロア、JRA賞金王キタサンブラック、2014年世界最高レート獲得のジャスタウェイ、2016年2歳新種牡馬チャンピオンのルーラーシップ、日英G1ホースの父ハービンジャー、世界4か国でG1ホースを送り出すハーツクライ、2014年のジャパンC(G1)優勝馬エピファネイア、2016年の有馬記念(G1)優勝馬サトノダイヤモンドなどを展示。続いて、大自然に囲まれたノーザンホースパークでセカンドライフを送る、ヴァーミリアン、ラストインパクト、ブライトエンブレムといった引退競走馬を見学した。

 名馬との再会、ふれあいを満喫した後は、オルフェーヴル、マカヒキ、ワグネリアン、レイデオロ、ディープブリランテ、ロジャーバローズといった日本ダービー馬をはじめ数多くのチャンピオンホースを育成したノーザンファーム空港の屋内坂路へ移動。見学後はノーザンホースパークのレストランにおいて、北海道の食材をふんだんに使用したランチに舌鼓を打った。

 参加者は、通常、関係者しか立ち入ることができない特別エリアで、至近距離から往年の名馬や大種牡馬を目の当たりにし大満足だった。