牧場就業促進事務局が牧場で働こう体験会2019開催
7月28日から8月2日の6日間、牧場就業促進事務局は牧場で働こう体験会2019を開催した。
この体験会は、夏休み期間中に5泊6日で、競走馬生産と育成の現場を体験できるイベント。公益社団法人競走馬育成協会、公益社団法人JBBA日本軽種馬協会、一般社団法人日本競走馬協会、公益財団法人BTC軽種馬育成調教センター、JRA日本中央競馬会の5団体で構成する牧場就業促進事務局が企画・運営するもので、2011年から毎年夏に開催している。今年の体験会には、北海道、秋田県、千葉県、神奈川県、東京都、静岡県、長野県、石川県、京都府、大阪府、兵庫県、佐賀県在住の16歳から21歳までの高校生や大学生など17人(男性8人、女性9人)が参加。
17人は29日から6組に分かれて2泊3日の日程で、様似町、浦河町、新ひだか町の牧場において就業体験。早朝から夕方まで、厩舎作業や馬の手入れ、草地管理といった仕事で汗を流した。女性3人を受け入れた新ひだか町静内目名にある岡田牧場では、仕事を終えるとホッカイドウ競馬開催中の門別競馬場で競馬観戦。関係馬の応援ととねっこジンギスカンを味わい、とねっこの湯で疲れを癒した。
期間中には、うらかわ優駿ビレッジAERUでの乗馬体験、BTC育成調教技術者養成研修の担当者や牧場就労OBとの懇談会、BTC育成調教技術者養成研修の体験入学会、JBBA生産育成技術者研修担当者や研修生との交流、JBBA生産育成技術者研修の見学などを通じて、馬の仕事への理解を深めた。
体験会最終日は安平町早来源武にある社台スタリオンステーションを訪問。サトノダイヤモンド、ダイワメジャー、オルフェーヴル、キタサンブラック、キズナ、ドレフォン、ハーツクライ、ロードカナロア、ドゥラメンテ、ハービンジャー、ジャスタウェイといった超一流種牡馬を間近で見学した。