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胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会が競馬観戦バスツアー

  • 2019年08月05日
  • ツアー参加者はこれまでで最も多かった
    ツアー参加者はこれまでで最も多かった
  • とねっこジンギスカンも大好評だった
    とねっこジンギスカンも大好評だった
  • 協賛競走の記念撮影
    協賛競走の記念撮影

 8月1日、白老町社台の胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会(徳武英介会長)は、3歳三冠最終戦の王冠賞が行われた門別競馬場において、「ホッカイドウ競馬2019グランシャリオナイター競馬観戦バスツアー」を開催した。

 ホッカイドウ競馬の支援と新規ファンの獲得を目的に、2009年から続いているこのバスツアー。今年は苫小牧市や千歳市などから80人が参加した。参加者の多くは年に一度のこのツアーを楽しみにしていたリピーターという。

 千歳市発着と苫小牧市発着の2台のバスに乗り込んだツアー参加者にはホッカイドウ競馬の専門紙を無料で配布。バスのなかでは、競馬実況アナウンサーの古川浩氏と楽天競馬スペシャルアドバイザーの古谷剛彦氏が、馬券の買い方やメインレースの予想などを披露し、競馬場まで楽しい時間を過ごした。

 午後3時、門別競馬場に到着した一行は、さっそく馬券を購入。ゴール前では大きな声援を送る光景が見られた。夕食は競馬場名物のとねっこジンギスカンが貸切のとねっこデッキで提供された。

 この日は第11競走で協賛競走の「胆振軽種馬農業協同組合中・西部振興会協賛 競馬ほのぼの観戦ツアー特別」を実施。表彰式では、オーストラリアのメルボルンから、競走馬の輸送のため来日し、休日を利用してツアーに参加した細田素弘さんが務め、優勝したストーンリバーの調教師や騎手、厩務員ら関係者に賞品を贈呈した。

 ツアーを終えて事務局の胆振軽種馬農業協同組合は「お天気も良く、ツアーに参加された方には喜んでいただけたと思います。また、リンゾウチャネルの三冠達成の瞬間にも立ち会えたということで、いたく感激されている方もおられました」と話した。