馬産地ニュース

ノーザンホースパークマラソン2019開催

  • 2019年05月20日
  • 3,000人以上が参加したノーザンホースパークマラソン2019
    3,000人以上が参加したノーザンホースパークマラソン2019
  • 直線900mの屋内坂路コースを走るランナー
    直線900mの屋内坂路コースを走るランナー
  • 砂の深さに悲鳴が上がった屋内ダートコース
    砂の深さに悲鳴が上がった屋内ダートコース

 5月12日、苫小牧市美沢にある「馬と大地と人との絆」をテーマとしたノーザンホースパークをメイン会場に、ノーザンホースパークマラソン2019が開催された。

 このマラソン大会はノーザンホースパークマラソン実行委員会(橋本聖子大会会長)が主催。苫小牧市、安平町、苫小牧市体育協会、安平町体育協会、安平町教育委員会の共催で、千歳市、千歳市体育協会、苫小牧商工会議所、苫小牧観光協会、千歳商工会議所、千歳観光連盟、安平町商工会、あびら観光協会、nittan、登別市などが後援。一般企業のほか、社台ファーム、キャロットクラブ、シルクホースクラブといった軽種馬関連企業も協賛している。2011年から行われており今年で9回目を迎えた。

 青空に恵まれたものの強い風に悩まされた当日は、総勢3,000人以上が参加。パーク周辺の公道を走るハーフマラソン、パーク内や隣接するノーザンファーム空港の育成施設を利用する7キロトレイルラン、2人1組がペアになって一緒にゴールする2.5キロペアランの3種目が用意された。

 7キロトレイルランのスタートには吉田勝己ノーザンファーム代表が乗用馬に騎乗して先導。ノーザンファーム空港牧場のコースに入ると、2014年の京都大賞典(G2)などを制覇し、現役引退後は乗用馬として活躍するラストインパクトが、ランナーを屋内直線坂路、屋内ダートコース、屋外直線坂路コースへ誘導した。

 会場では宝探しゲーム、玉入れ競争、キッズ対抗綱引き大会、親子障害物競走といったキッズイベント、ハッピーポニーショー、一口馬主権が当たる抽選会、アーモンドアイのドバイターフ(G1)優勝時の勝負服、アルアインの大阪杯(G1)優勝時の勝負服、サートゥルナーリアの皐月賞(G1)優勝時の勝負服などが出品されたチャリティオークションといったアトラクションも開催。市民ランナー、マラソン愛好家だけでなく、家族連れや競馬ファンらで賑わいを見せた。