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メイショウドトウがヴェルサイユファームへ移動

  • 2018年12月03日
  • 新天地へ移動したメイショウドトウ
    新天地へ移動したメイショウドトウ
  • イーストスタッドでは種牡馬時代を含め17年間過ごした
    イーストスタッドでは種牡馬時代を含め17年間過ごした
  • 放牧地の馬名プレート
    放牧地の馬名プレート

 11月29日、浦河町西幌別にあるイーストスタッドで功労馬として繋養されていたメイショウドトウが、日高町緑町にあるヴェルサイユファームへ移動した。

 メイショウドトウは父ビッグストーン、母プリンセスリーマ、母の父アファームドという牡22歳鹿毛のアイルランド産馬。現役時代はテイエムオペラオーの好敵手として何度も名勝負を演じ、2001年の宝塚記念(G1)、日経賞(G2)、2000年の金鯱賞(G2)、オールカマー(G2)、中京記念(G3)など27戦10勝の成績を残した。

 2002年にイーストスタッドで種牡馬になり2011年まで供用。種牡馬を引退してからは功労馬として余生を送っていた。2017年秋から認定NPO法人引退馬協会のフォスターホースになり、本年から公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルによる引退名馬繋養展示事業の助成金を受けていた。10年間の種牡馬生活で、2010年のシンザン記念(G3)2着のシャイン、2009年の大井記念優勝馬ライジングウェーブなどを送り出した。