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ノーザンホースパークでオルフェーヴル展

  • 2018年11月26日
  • ホースギャラリーで始まった「オルフェーヴル展」
    ホースギャラリーで始まった「オルフェーヴル展」
  • 2015年には31頭目のJRA顕彰馬に選出された
    2015年には31頭目のJRA顕彰馬に選出された
  • 社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送るオルフェーヴル
    社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送るオルフェーヴル

 苫小牧市美沢にある馬と自然のテーマパーク、ノーザンホースパークのホースギャラリーにおいて、11月10日から特別企画展「オルフェーヴル展」が始まった。2019年4月9日まで開催される。

 オルフェーヴルは父ステイゴールド、母オリエンタルアート、母の父メジロマックイーンという白老町の(有)社台コーポレーション白老ファームの生産。牡10歳の栗毛で全兄にはドリームジャーニーがいる。

 (有)サンデーレーシングの所有馬、栗東の池江泰寿厩舎の所属馬として、2歳から5歳まで競走生活を送り21戦12勝。2011年には史上7頭目の三冠馬に輝きJRA賞年度代表馬、最優秀3歳牡馬に選出された。2012年、2013年には2年連続で凱旋門賞(G1)2着、フォア賞(G2)優勝するなどし、JRA賞最優秀4歳以上牡馬に選出。2017年にデビューした初年度産駒から今年の皐月賞(G1)馬エポカドーロを送り出すなど、種牡馬としても活躍している。

 企画展では史上7頭目のクラシック三冠を成し遂げたオルフェーヴルが、圧倒的な強さで8馬身差の圧勝を飾った引退レースの第58回有馬記念(G1)に着用したゼッケン、優勝トロフィー、優勝レイなど、貴重な品々を展示。また、ゴール後に騎手を振り落した出来事やレース中にコースを逸走したエピソードも紹介されている。