馬産地ニュース

「Aiba札幌駅前」がオープン

  • 2018年09月27日
  • 開場式ではテープカットも行われた
    開場式ではテープカットも行われた
  • 応援横断幕にはファンからの寄せ書きも
    応援横断幕にはファンからの寄せ書きも
  • 札幌駅前からは地下通路で建物の中に入ることができる
    札幌駅前からは地下通路で建物の中に入ることができる
  • 落ち着いたトーンの有料席フロア
    落ち着いたトーンの有料席フロア
  • 有料席フロアには、身体をすっぽりと覆い隠せるような座席も
    有料席フロアには、身体をすっぽりと覆い隠せるような座席も
  • 地下3階の一般フロアには、現金自動発払い機が7台設置されている
    地下3階の一般フロアには、現金自動発払い機が7台設置されている
  • プレミアムカードではキャッシュレスでの馬券購入も可能となっている
    プレミアムカードではキャッシュレスでの馬券購入も可能となっている
  • この日は日高物産市も行われていた
    この日は日高物産市も行われていた

 ホッカイドウ競馬の場外発売所である「Aiba札幌駅前」が26日にオープンを迎えた。

 この日はオープンに先駆けて開場式も行われ、北海道農政部競馬事業室の田中源一室長が挨拶に立った後、有限会社サテライト石狩の玉澤秀貞氏、ホッカイドウ競馬のオフィシャルサポーターである上杉周大氏、北海道コンサドーレ札幌の吉原宏太氏がテープカットを行った。

 また、北海道東部地震の被害を受けて、多大なる被害を受けた馬産地と、7日間に渡って開催中止となっていたホッカイドウ競馬の再開と復興を願った応援横断幕が、ホッカイドウ競馬を応援するサッポログループによって作成。サッポログループの関係者を招いての贈呈式も行われた。

 Aiba札幌駅前は04年から15年の3月まで別のビルで営業を行っており、約3年半ぶりの再開ともなった。新しい移転先となったキタコートレードビルでは地下1階から3階までの営業となっており、総収容人数は380名。地下1階がカフェバーとダイニングバーを併設したレストランフロア。地下2階は有料席フロアとなっており、身体をすっぽりと包み込むボールシートだけでなく、VIPルームも3室用意されている。

 地下1階、地下2階、そして一般フロアの地下3階には、キャッシュレスの投票端末やチャージ機が設置されているだけでなく、現金自動支払機も7台完備。また地下2階には5台の現金自動支払機だけでなく、座席にいながらキャッシュレスの投票が可能である、専用タブレットも用意されている。

 この日は先着100名に競馬新聞、また先着200名には上杉さんとコラボしたオリジナルタオルを配布。地下3階の一般フロアだけでなく、地下2階の有料席フロアもオープンを待ちわびた競馬ファンで埋め尽くされた。上杉さんはこの後、地下1階のレストランフロアでアコースティックライブを行い、その後には、元岩手競馬のジョッキーだった鈴木麻優さんを招いてのトークショーも開催された。

 Aiba札幌駅前ではこの後、11月15日までの開催延長が決まったホッカイドウ競馬の発売だけでなく、他地区の地方競馬の発売も行っていく。発売開始時刻は昼間開催時が午前10時、ナイター開催時は午後2時となっている。