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トーセンラーがレックススタッドに移動

  • 2018年09月25日
  • レックススタッドには2016年秋以来の入厩
    レックススタッドには2016年秋以来の入厩
  • ブリーダーズ・スタリオン・ステーションを後にするトーセンラー
    ブリーダーズ・スタリオン・ステーションを後にするトーセンラー
  • 種牡馬としても好スタートを切った
    種牡馬としても好スタートを切った

 9月24日、日高町富川東にあるブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬生活を送っていたトーセンラーが、新ひだか町静内目名のレックススタッドに移動した。

 トーセンラーは父ディープインパクト、母プリンセスオリビア、母の父Lyciusという血統の牡10歳の黒鹿毛。2014年秋の天皇賞馬スピルバーグの全兄で、現役時代は2013年のマイルチャンピオンシップ(G1)、京都記念(G2)、2011年のきさらぎ賞(G3)など25戦4勝の成績を残した。

 現役引退後の2015年からレックススタッドとブリーダーズ・スタリオン・ステーションで2年ごとに供用する国内シャトル種牡馬としてセカンドキャリアを開始。今年デビューした初年度産駒は、血統登録頭数が27頭と少ないながらも、すでにJRAではファンシャンとクロムウェルの2頭が勝ち上がっている。

 レックススタッドは「久しぶりに再会しました。相変わらず良い馬ですが、さらに充実して種牡馬らしくなりましたね。少ない産駒からすでに2頭が勝っているように種牡馬としての資質の高さは折り紙つきです。しっかり管理して来年の種付けに備えたいです」と話した。