8月14、15、16日の3日間、日高町富川にある門別競馬場において、シュエット･ジュマン･フェスティバル《素敵な牝馬の祭り》が開催された。

 フェスティバルは毎年、ホッカイドウ競馬の最高峰レース、ブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)開催週に行われるビッグイベント。近隣自治体や北海道内の企業などと連携した盛りだくさんのイベントでホッカイドウ競馬を盛り上げた。

 3日間を通して、先着100名にオリジナルクリアファイルをプレゼントしたほか、プレゼント抽選会、地元の特産品やスイーツ、ご当地グルメ、雑貨などを販売したひだか特産市、移動販売車が日替わりで出店したグルメイベント、ホクトくんとナナセちゃんによるグリーティングで来場者をおもてなし。

 14日にはSTVラジオ｢まるごと!エンタメ～ションの公開生放送｣や日高町日高地区特産の｢ヤマメすくい体験｣、フラワーアレンジメント教室などが、15日にはミュージシャンとして活躍する上杉周大ホッカイドウ競馬オフィシャルサポーターのアコースティックミニライブ、缶バッジづくり体験、スターター疑似体験などが、16日にはポニーサイクルレース、ゲーム大会、北海道産の天然素材などで作ったコスメ商品が当たるレディース抽選会、東京シティ競馬ファンファーレ演奏でおなじみ｢トゥインクルファンファーレ｣によるウェルカムパフォーマンスやファンファーレ演奏などが行われ、競馬ファンだけでなく女性や子ども、ファミリー層が、門別競馬場ならではのグルメや参加型体験イベントなどを楽しんだ。

 3日間とも雨が降り天候には恵まれなかったにもかかわらず、夏休みを利用した競馬ファンや観光客、家族連れ延べ4,000人が北海道内外から競馬場に訪れた。特にフェスティバル最終日の16日は、1日の発売額が939,506,590円(※SPAT4LOTOを含む)を記録し、昨年のフェスティバル最終日の発売金額816,369,890円(※SPAT4LOTOを含む)を上回り、門別競馬場における1日のレコードを更新した。

 ホッカイドウ競馬関係者は｢足元が悪いなか、昨年並みのお客様にご来場いただき感謝申し上げます。おかげさまで16日は1日の発売金額レコードを更新することができました。本年度の開催も折り返し地点を過ぎましたが、目標達成に向け関係者一丸となって取り組んでいきたい｣と話した。