馬産地ニュース

胆振軽種馬農協青年部が牧場視察研修

  • 2018年06月29日
  • 胆振軽種馬農協青年部の牧場視察研修
    胆振軽種馬農協青年部の牧場視察研修
  • 研修には青年部や牧場スタッフなど約40人が参加した
    研修には青年部や牧場スタッフなど約40人が参加した
  • 主催者を代表して挨拶する吉田正志青年部部長
    主催者を代表して挨拶する吉田正志青年部部長

 6月28日、胆振軽種馬農業協同組合青年部(吉田正志部長)は、セレクトセール上場馬を視察する牧場視察研修を開催した。

 この研修はセレクトセール開催前に毎年実施している青年部の取り組みの一環。当日は吉田正志部長をはじめとした青年部員や牧場スタッフ、血統評論家として活躍する栗山求氏、望田潤氏ら約40人が参加した。

 午前9時前に安平町早来源武にあるノーザンファーム早来事務所前に集まった一行は、ノーザンファーム早来、早来ファーム、ノーザンファームイヤリング、追分ファームリリバレー、追分ファーム、社台ファームという5つの牧場の11か所の厩舎を巡回し、セレクトセールに上場される当歳と1歳を合わせ約60頭を見学。担当者による血統解説、産駒の特徴、生れてからの成長過程、馬体の印象などの説明を受けた。

 参加者はコンフォメーション、歩様を熱心にチェックしたほか、それぞれの牧場の展示方法、説明の仕方などに注意を払った。

 吉田部長は「視察させていただいた各牧場の皆様には感謝申し上げます。ほかの牧場の馬の引き方や展示の仕方、説明の仕方などとても参考になりました。また、新種牡馬の産駒や素晴らしい血統の馬を一度にたくさん見ることができて良い勉強になりました。来年以降も毎年、何かしらの形でこういう馬を見る機会を設けて勉強していきたいと思います」と話した。