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ノーザンホースパークマラソン2018開催

  • 2018年05月18日
  • 今年で8回目を迎えたノーザンホースパークマラソン
    今年で8回目を迎えたノーザンホースパークマラソン
  • コースを先導するラストインパクト
    コースを先導するラストインパクト
  • 心臓破りの国内900m坂路コース
    心臓破りの国内900m坂路コース

 5月13日、苫小牧市美沢にある「馬と大地と人との絆」をテーマとしたノーザンホースパークを会場に、ノーザンホースパークマラソン2018が開催された。

 このマラソン大会はノーザンホースパークマラソン実行委員会が主催。2011年から行われており今年で8回目を迎えた。大会は、苫小牧市、安平町、苫小牧市体育協会、安平町体育協会、安平町教育委員会が共催。千歳市、千歳市体育協会、苫小牧商工会議所、苫小牧観光協会、千歳商工会議所、千歳観光連盟、安平町商工会、あびら観光協会、nittan、登別市が後援。一般企業のほか、社台ファーム、キャロットクラブ、シルクホースクラブといった軽種馬関連企業も協賛している。

 大会には約2600名が参加。市民ランナー、マラソン愛好家や競馬ファンが全国から集まった。競技は21.0975kmのハーフマラソン、約7kmのトレイルラン、2.5kmのペアランの3つで行われた。

 トレイルランのスタートには吉田勝己ノーザンファーム代表が乗用馬に騎乗して誘導。ノーザンファーム空港牧場のコースに入ると、今度は競走馬として2014年の京都大賞典(G2)、金鯱賞(G2)、小倉大賞典(G3)を制覇してG1戦線でも活躍し、現役引退後はノーザンホースパークで乗馬になったラストインパクトが、マラソンコースとなった屋内900m直線坂路、障害練習用のバンケット、ゲート練習用のゲート、屋外1200m直線坂路をエスコートした。

 屋内坂路を走り切った選手は「ウッドチップなので通常の道よりもクッションがあって足に負担がかかって疲れましたが、初めてで楽しかった」と坂路頂上から見る景色に達成感を感じていた。

 会場では宝探しゲーム、玉入れ競争、綱引き大会、親子障害物競争といったキッズイベント、一口馬主権が当たる抽選会、今年の桜花賞(G1)を勝ったアーモンドアイの勝負服などが出品されたチャリティオークションといったアトラクションも開催。通常の大会とはひと味違うプレミアムな一日を楽しんだ。