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ノーザンホースパークでブエナビスタ展

  • 2018年05月18日
  • ホースギャラリーで開催中の「ブエナビスタ展」
    ホースギャラリーで開催中の「ブエナビスタ展」
  • 燦然と輝くオークス(G1)の優勝レイ
    燦然と輝くオークス(G1)の優勝レイ
  • ノーザンホースパークで人気のハッピーポニーショー
    ノーザンホースパークで人気のハッピーポニーショー

 苫小牧市にある馬と自然のテーマパーク、ノーザンホースパークのホースギャラリーで特別企画展「ブエナビスタ展」が始まった。期間は6月24日まで。

 ブエナビスタは父が1998年の日本ダービー馬スペシャルウィーク、母が1995年のJRA賞最優秀3歳牝馬ビワハイジ、母の父がカーリアンという血統。半兄にはアドマイヤジャパン(京成杯(G3))、アドマイヤオーラ(京都記念(G2)、弥生賞(Jpn2)、シンザン記念(Jpn3))、半弟にはトーセンレーヴ(エプソンC(G3))、半妹にはジョワドヴィーヴル(阪神ジュベナイルフィリーズ(G1))、サングレアル(フローラS(G2))がいる。

 ブエナビスタの競走成績は23戦9勝。(有)サンデーレーシングの所有馬、栗東の松田博資厩舎の管理馬として2008年10月にデビュー。2戦目で初勝利をあげると同年12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(Jpn1)を制覇しJRA賞最優秀2歳牝馬を受賞した。翌年はチュッリップ賞(Jpn3)をステップに桜花賞(Jpn1)、オークス(Jpn1)を制して牝馬2冠を達成しJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞。古馬になると2010年には天皇賞(秋)(G1)、ヴィクトリアマイル(G1)、京都記念(G2)を制しJRA賞年度代表馬とJRA賞最優秀4歳以上牝馬に、2011年にはジャパンC(G1)を制してJRA賞最優秀4歳以上牝馬に選出された。2011年12月に現役を引退。引退後は生まれ故郷である安平町早来のノーザンファームにおいて繁殖生活を送っている。

 ギャラリー内では、ノーザンファームが所蔵するオークス(Jpn1)の優勝レイと優勝トロフィー、ジャパンC(G1)の優勝馬着、ヴィクトリアマイル(G1)優勝トロフィー、天皇賞(秋)(G1)優勝トロフィー、阪神ジュベナイルフィリーズ(Jpn1)優勝レイ、チューリップ賞(Jpn3)優勝レイや2016年に生れた3番仔の写真などを展示。現役時代に獲得した栄光品を並べその功績を振り返っている。