馬産地ニュース

ブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬展示会

  • 2018年02月16日
  • 新種牡馬コパノリッキー
    新種牡馬コパノリッキー
  • 雪が降りしきる中、愛馬の門出を祝う小林オーナー
    雪が降りしきる中、愛馬の門出を祝う小林オーナー
  • 新入厩馬ヴィクトワールピサ
    新入厩馬ヴィクトワールピサ
  • ウォーエンブレムの貴重な後継種牡馬シビルウォー
    ウォーエンブレムの貴重な後継種牡馬シビルウォー
  • マイルChS(G1)を優勝したトーセンラー
    マイルChS(G1)を優勝したトーセンラー
  • 天皇賞馬トーセンジョーダン
    天皇賞馬トーセンジョーダン
  • 2013年JRA賞最優秀ダートホースベルシャザール
    2013年JRA賞最優秀ダートホースベルシャザール

 2月14日、日高町富川東にある人気種馬場のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで平成30年度種牡馬合同展示会が行われた。当日は雪がしんしんと降りしきるあいにくの天候だったが、バレンタインデーという事もありスタリオンブックや記念品と共にチョコレートも添えられる粋なサプライズが来場者の心を温めた。

 はじめに進行役を務める(株)サラブレッド・ブリーダーズ・クラブの遠藤幹常務取締役が「本日は悪天候の中、多数お集まり頂きまして誠にありがとうございます。本日は新種牡馬コパノリッキーをはじめ、18頭の種牡馬を展示させて頂きます。本日はコパノリッキーの小林祥晃オーナー、村山明調教師がお見えになっていらっしゃるので、一言ご挨拶頂けたらと思います。」と挨拶、マイクを渡された小林祥晃オーナーは「良い馬を作るための努力は皆がしていると思いますが、最後に決めるのは運ではないかと思いましてコパノリッキーには風水を施しました。この種をつけて頂けたら皆様の牧場にも運が行くという事です。コパノリッキーは開運の馬でございます。どうぞ宜しくお願いいたします。」と愛馬を送り出した。

 村山調教師は「ジョッキー時代は松田国英先生の元で、助手時代には角居勝彦先生の元で勉強させて頂き、強い遺伝子を作る、遺伝子を進化させるという強い信念のもとで馬を育てて来ましたのでコパノリッキーは本当に良い仔を出してくれると思います。33戦16勝、そのうちG1、Jpn1勝利が11勝。1200メートルから2000メートルまで、これだけの距離を走る事ができる馬はそうそう出てこないと思います。スピードもありますし、楽しみな馬だと思います。芝では一度も走らせた事がなかったのですが、2015年のフェブラリーステークス(G1)を勝った時に武豊ジョッキーから「安田記念(G1)芝1600m)に挑戦してみては?」という話が出たほど、芝のレースでもいけるのではという所がありました。産駒には夢が広がって行くのではないかと思いますのでこれからもコパノリッキーを宜しくお願いします。」と魅力を存分にアピールした。

 遠藤幹常務取締役からも「ゴールドアリュールが送る最強ダート馬です。残念ながら現状では満口とさせて頂いておりますがシーズン終盤などに順調に受胎していましたら何頭か予定を取って、皆様の期待に応えたいと思っております。」とダート界トップホースの人気の高さをうかがわせた。

 2頭目に登場したのは社台スタリオンステーションから転厩してきた新入厩種牡馬ヴィクトワールピサ。競走馬時代は世界最高峰のドバイワールドカップ(G1)をはじめ、皐月賞(G1)有馬記念(G1)などを制覇、2010年に最優秀3歳牡馬、2011年には最優秀4歳以上牡馬を受賞した期待の新鋭種牡馬だ。競走成績、父系、母系を解説したあと「既に3世代の産駒を競馬場に送り出し、桜花賞馬ジュエラー、ファルコンステークス(G3)のコウソクストレート、バヴァーリアンクラシック(G3)のウォーリングステイツ、TCK女王盃(中央交流)(Jpn3)ミッシングリンクなど活躍馬を輩出しております。皆様のお申し込みをお待ちしております。」と紹介された。

 続いて今年初年度産駒デビューの4頭、まず登場したのはシビルウォー。「ウォーエンブレム産駒唯一の後継種牡馬です。米二冠馬であった父ウォーエンブレムは数少ない産駒の中から最優秀2歳牝馬ローブティサージュをはじめG1馬3頭を輩出しています。そのウォーエンブレムの血を受け継ぐシビルウォーがどんな産駒を送り出すのか大いに期待したいと思っております。」その後も今年初年度産駒デビューのトーセンラー、トーセンジョーダン、ベルシャザール、初仔が1歳のグランデッツア、初仔当歳のダノンシャーク、ラブリーデイ、大人気で既に満口のリオンディーズが紹介され、続いて実績馬のトーセンホマレボシ、ローズキングダムとアンライバルド、ジャングルポケット、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、ストロングリターンといった人気良血馬が続々と登場し元気な姿を披露した。

 トリを飾ったのは2年連続年度代表馬に選ばれたキタサンブラックの父ブラックタイド。遠藤幹常務取締役は「社台スタリオン様の種牡馬展示会で、武豊さんがブラックタイドの代表産駒のキタサンブラックとの出会いを「ブラックタイドにまたがって感じた乗り味をキタサンブラックで感じた」とブラックタイドの能力を雄弁に語って下さりました。その他、産駒の活躍馬は多数にのぼります。2歳戦から活躍し、3歳春には完成、クラシックを戦い抜ける能力と、古馬になっても使い減りしないタフさを身に着けております。繁殖牝馬の質がステップアップした今、更なる産駒の活躍に期待したいと思っております。日高の主峰ブラックタイドをどうぞ宜しくお願いいたします。」と締めくくった。展示会の最後には晴れ間が見え、コパノリッキーが再度展示された。パレードリンクを取り囲んだ来場者は紹介された種牡馬の馬体を熱心に観察していた。

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