馬産地ニュース

カンパニーが熊本に移動

  • 2015年10月02日
  • 旅立ちのときを静かに待つカンパニー
    旅立ちのときを静かに待つカンパニー
  • 新たなパートナーと対面する本田土寿さん
    新たなパートナーと対面する本田土寿さん
  • 見送った種馬場関係者は新天地での活躍を祈った
    見送った種馬場関係者は新天地での活躍を祈った

   10月1日午後2時、日高町門別のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬生活を送っていたカンパニー(牡14歳)が、熊本県の本田土寿牧場へ移動した。引き続き種牡馬として繋養される予定という。

   カンパニーは父ミラクルアドマイヤ、母ブリリアントベリー、母の父ノーザンテーストという早来町・ノーザンファーム生産馬。半兄は2004年のアルゼンチン共和国杯(G2)優勝馬のレニングラード、半弟は2012年の毎日杯(G3)優勝馬のヒストリカルがおり、近親には1995年のマイラーズC(G2)勝ち馬のビッグショウリ、2003年のJRA最優秀障害馬ビッグテースト、種牡馬として活躍中のトーセンホマレボシ、トーセンジョーダンなどがいる。

   カンパニーの競走成績は35戦12勝。2004年1月の新馬戦でデビュー勝ち。2005年の京阪杯(G3)で重賞初勝利を飾った。2006年には大阪杯(G2)を、2007年には関屋記念(G3)、2008年には中山記念(G2)とマイラーズC(G2)に優勝。2009年には中山記念(G2)を連覇すると、秋には毎日王冠(G2)、天皇賞(秋)(G1)、マイルチャンピオンシップ(G1)と重賞3連勝を飾った。8歳馬による平地G1制覇はJRA史上初の快挙だった。

   2010年に社台スタリオンステーションで種牡馬入り。今年からブリーダーズ・スタリオン・ステーションで供用されていた。代表産駒には全日本2歳優駿(Jpn1)3着のタイセイラビッシュ、北海優駿勝ち馬のヤマノミラクル、ブリーダーズゴールドジュニアカップ勝ち馬のポップレーベルなどがいる。

   新たな繋養先となる本田土寿牧場は、2011年までブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬生活を送っていたブラックホークも管理。今年7月に急性心不全で死亡したためブラックホークに代わる種牡馬を探していたところ、同じ種馬場のカンパニーに白羽の矢が立ったという。

   カンパニーを自ら輸送するために、はるばる熊本県から足を運んだ本田さんは「さすが、G1馬だけあって胸の深い良い馬体をしていますね。今回、快くトレードに応じてくださったカンパニーの関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。おかげさまで九州にいる生産者の方からも、たくさんの問い合わせが寄せられています。カンパニーと一緒に九州の馬産を盛り上げていきたいですね」と新たなパートナーに期待をかけた。

   愛馬を見送った事務局の(株)サラブレッド・ブリーダーズ・クラブは「カンパニー自身も現役時代、歳を重ねるごとに力を付けていきましたので、今後の産駒のさらなる活躍を期待するとともに、新天地でも元気に頑張ってくれることを願っています」とはなむけの言葉を送った。

 

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