ノーザンホースパークにフラワーホーストピアリー誕生
大型連休、観光客でにぎわう苫小牧市のノーザンホースパークでは4月28日、馬をイメージした「フラワーホーストピアリー」が完成し、公開に先立って報道関係者向けにお披露目会が行われた。
フラワーホーストピアリーは同園の開園25周年とK’s Garden10周年を記念して製作され、同園の人気庭園・K’s Garden内のアニバーサリーガーデンに誕生した。モチーフはスウェーデン・ダーラナ地方に伝わる木彫りの伝統工芸品「ダーラナヘスト」で、“ヘスト”とはスウェーデン語で“馬”を意味する。ダーラナヘストは古くから「幸せをもたらす馬」として知られ、今回のデザインには同園と関係の深いノーザンファーム、サンデーレーシングの人気競走馬をイメージして配色している。デザインの対象となる馬は第1回目がジェンティルドンナ(4月下旬~)、第2回目はオルフェーヴル(6月中旬~)、第3回目がディープインパクト(8月上旬~)となっている。
午後1時から行われたお披露目会には、北海道内の報道各社が訪れ、同園関係者も見守る中で行われた。製作にあたった梅木あゆみさん(ガーデンショップ・コテージガーデン代表)はマイクをとり、「いつ来ても違う景色を見られることをコンセプトに、10年前からK’s Gardenの庭を作っています。昨年暮れ、ノーザンホースパークのスタッフと“花の馬があると良いですね”という話になり、また、今年はK’s Gardenが10周年、ノーザンホースパークは25周年の記念の年で、加えて午年でもあるので、是非作ろうということになりました。モチーフは北欧のダーラナヘストで、“幸せをよぶ馬”と言われています。新たな写真スポットとして、沢山の方にご覧いただきたいです。」と、紹介した。お披露目会にはポニーのトラちゃんが登場し、結婚式会場「ディアド ブエナビスタ」からウェディングカップルも駆けつけ、華を添えた。
パンジー、ビオラを使用したフラワーホーストピアリーは現在自由に見学することができ、同園の新しい彩りとして来場者を和ませている。5月18日に迫った「ノーザンホースパークマラソン」のコースからも近い場所にあり、大会ランナーにとっては今年の見どころの一つ。また、6月20日から応募受付を開始する「ノーザンホースパーク・フォトコンテスト2014」の「K’s Garden部門」対象スポットでもあり、コンテスト参加者も数多く足を運ぶことが予想される。