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トゥナンテがレックススタッドを退厩

  • 2013年11月29日
  • 旅立ちの準備をするトゥナンンテ
    旅立ちの準備をするトゥナンンテ
  • サクラユタカオー譲りの大きな流星でファンに愛された
    サクラユタカオー譲りの大きな流星でファンに愛された
  • 11年間過ごした厩舎を後にして馬運車へ向かった
    11年間過ごした厩舎を後にして馬運車へ向かった

 11月28日朝、トゥナンテ(牡18歳)が新ひだか町静内のレックススタッドを退厩した。今後は鹿児島県姶良郡のNPO法人ホーストラストへ移り、功労馬として余生を送る。

 トゥナンテは父サクラユタカオー、母ダイナサルーン、母の父ノーザンテーストという血統。全兄には1992年の中山記念(G2)、京王杯スプリングC(G2)、1991年の京成杯(G3)勝ち馬のダイナマイトダディ、近親には2004年の天皇賞(春)(G1)を逃げ切ったイングランディーレ、2006年のダイヤモンドS(G3)勝ち馬マッキーマックスなどがいる。

 トゥナンテの競走成績は23戦8勝。500Kgを優に超える大型馬のため仕上がりが遅れ、3歳秋1998年9月の遅いデビューとなったが、4戦目で勝ち上がると12月から3連勝で一気にオープン入りを果たした。その後は着実に力をつけ、2000年の愛知杯(G3)で重賞初制覇。続く北九州記念(G3)、毎日王冠(G2)も勝利し重賞3連勝をやってのけた。初のG1挑戦となった天皇賞(秋)(G1)はテイエムオペラオー、メイショウドトウに次ぐ3着に健闘。さらなる活躍が期待された矢先に右前脚の屈腱炎を患い、復帰することなく現役を引退した。

 現役引退後はノーザンホースパークで乗馬になったが、「トゥナンテの血を残したい」という関係者の尽力により、2003年からレックススタッドで種牡馬入り。名種牡馬サクラユタカオーの後継として期待されたが、目立った産駒を送り出せず2010年以降は種付けをしていなかった。

 レックススタッドでは「本当におとなしくてスタッフ皆から可愛がられていました。種付けシーズン中は試情馬(アテ馬)として頑張ってくれた時期もありましたが、ここ数年は功労馬として過ごしていました。サクラユタカオー譲りの栗毛の馬体と大きな流星、愛嬌のある顔でファンの多い馬でした。暖かいところでゆっくり余生を送って長生きしてほしいですね。」と愛馬との別れに寂しそうな表情を見せていた。

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