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イブンベイが死亡

  • 2012年12月11日
  • イブンベイがいた馬房
    イブンベイがいた馬房
  • 長らく使われたネームプレート
    長らく使われたネームプレート
  • コスモバルク、ロサードと同じ厩舎にいた
    コスモバルク、ロサードと同じ厩舎にいた

 新冠町明和のビッグレッドファームで功労馬生活を送っていたイブンベイが12月10日、老衰のため亡くなった。28歳だった。

 イブンベイは父Mill Reef、母Rosia Bay、母の父High Topという血統のイギリス産馬。イギリス調教馬として欧州を主戦場として7か国をめぐり、芝14ハロンのアイリッシュ・セントレジャー(G1)をはじめG1を4勝。イタリア最優秀3歳馬、ドイツ最優秀古馬(2回)に輝いた。勝利は芝長距離に集中した一方、アメリカ・ダートの大一番・ブリーダーズクラシック(G1)では2着に好走している。ジャパンカップ(G1)にも2度来日して6着、8着。1989年当時の世界レコード「2分22秒2」を記録したオグリキャップとホーリックスの激闘で、序盤から超ハイペースで飛ばした栗毛馬が、イブンベイだった。

 引退後はビッグレッドファームで種牡馬入りし、16世代261頭の産駒がデビュー。主な活躍馬には1999年のダービーグランプリ(G1)を制したタイキヘラクレス、JRA重賞2着の実績があるジェーニオ、ノーザンカピタン、マイネルガーベがいる。母の父としては2001年の根岸S(G3)の勝ち馬ビッググラス、交流重賞2着の実績があるケイジーロマン、ビッグドンを出している。

 晩年の功労馬生活ではコスモバルク、ロサードと同じ厩舎で過ごし、放牧地も彼らと近い場所だった。イブンベイが過ごした馬房には、身に着けていた馬服や頭絡、放牧地の馬名看板が置かれ、2度目のジャパンカップ(G1)で手綱をとった河津裕昭氏(現・川崎競馬調教師)から花が届けられていた。同牧場の蛯名聡マネージャーは、「昨今は老いのために立ち上がるのも大変そうで、心配しながらケアを続けてきました。大往生だったと思います。イブンベイの冥福を心よりお祈りいたします。」と、語った。

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