馬産地ニュース

HBAの種牡馬キッケンクリス初年度産駒が好評

  • 2006年03月16日
  • 優しく愛仔を見つめる下河辺社長
    優しく愛仔を見つめる下河辺社長
  • 「しっかりしているから」と生後7時間で外に
    「しっかりしているから」と生後7時間で外に
  • さすがに”立ち姿”は決まらないが、堂々とした動きを見せる
    さすがに”立ち姿”は決まらないが、堂々とした動きを見せる
  • キッケンクリスの初年度産駒第1号~新井牧場
    キッケンクリスの初年度産駒第1号~新井牧場
昨年、日高軽種馬農協が期待をもって導入した種牡馬キッケンクリスの初年度産駒が誕生しているが、なかなか良い仔を出していると生産者に評判になっている。

7日には、門別の下河辺牧場から、「良い仔が生まれたよ。」(下河辺社長)との連絡に急きょ駆けつけました。
下河辺社長に「凄く良いよ。素人でもハッキリ分かる良い仔だ。」と言われ、早速、繁殖の馬房に案内して頂いた。「大きな仔だよ。骨もしっかりしている。生まれてまだ7時間しか経っていないのに、こんなにしっかりしている仔は珍しいよ。」と馬房に入った社長は、優しく愛仔を撫でる。本当に嬉しそうだ。女の仔でしたが、同牧場の新しい血統馬として大きな期待がかかる。
 母はマヤノクリオネ(母の父サクラユタカオー)、近親に、昨年の全日本2歳優駿(中央交流)GⅠを制したグレイスティアラ(同牧場産)がいる。

 種牡馬キッケンクリス(牡 黒鹿毛 2000年生 米国産)は、米国でGⅠアーリントンミリオン、GⅠセクレタリアトSなど重賞4勝。父クリスエスは、シンボリクリスエス、英ダービー馬クリスキンなどGⅠ馬を多数輩出。

良仔の誕生にHBA関係者の期待も高まっている。