ひだかうまキッズ探検隊が門別競馬場で競馬観戦
11月3日、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowaが主宰する「ひだかうまキッズ探検隊」は、日高町富川駒丘にある門別競馬場にて、ホッカイドウ競馬を観戦した。
ひだかうまキッズ探検隊は馬産地の新ひだか町の小学校に通う子供たちに、馬文化や軽種馬生産について理解を深めてもらおうというもの。4年前から行われており、今年5回目の活動となる今回は15人のキッズが参加した。
新ひだか町役場に集まったキッズは、貸し切りバスで門別競馬場に移動。今年から新設されたJBC2歳優駿(Jpn3)にあわせて入場を再開した競馬場に胸を躍らせた。
競馬場では第4競走から第6競走まで観戦。レース前にパドックに現れた競走馬を間近にした。パドックでは無敗の三冠牝馬を発掘した岡田スタッドの岡田牧雄社長が解説。パドックでの馬の見方をアドバイスした。キッズたちはおのおのどの馬が1着になるか予想をした。
レースは競走馬の蹄音や息遣いが感じられる外らち越しで観戦。懸命に走る競走馬に歓声をあげた。見事1着を当てたキッズのひとりは「パドックで格好よく見えたから」と理由を笑顔で語った。
新ひだか町が協賛した第6競走の「新ひだか町長杯風かおる優駿桜国新ひだか町特別」の発走前には、キッズを代表して服部美里さんがホッカイドウ競馬中継に出演。ひだかうまキッズ探検隊に入隊した動機や探検隊の活動を紹介した。
3つの競走のライブ観戦を終えたキッズは岡田牧雄社長と一緒にスタンド前で記念撮影。「楽しかった。もっと競馬を見ていたい」と後ろ髪を引かれる思いで競馬場を後にした。
ひだかうまキッズ探検隊は次回、北海道サマーセールにおいて生産馬を27,500,000円(税込)で売却した北海道静内農業高等学校を訪問する。