馬産地ニュース

門別競馬場が入場再開

  • 2020年11月05日
  • 入場再開した門別競馬場
    入場再開した門別競馬場
  • 感染防止対策が施された入場門
    感染防止対策が施された入場門
  • 馬産地町を冠にした協賛競走の表彰式
    馬産地町を冠にした協賛競走の表彰式

 11月3日、新型コロナウイルスの影響で4月15日の開幕から無観客で開催してきたホッカイドウ競馬が、人数を制限して入場を再開した。

 門別競馬場は工事を進めていたAスタンドの増築棟、とねっこ広場のとねっこラウンジが完成。感染拡大を防ぐ態勢が整ったことで50組100人に限定して入場再開を決めた。

 再開初日は多くの応募から抽選で選ばれた50組100人や来賓を含め240人が来場。午前11時の開門と同時に再開を待ちわびたファンたちが入場門での検温、消毒をして場内へ入った。

 この日は門別競馬場でJBC競走が初めて開催されることもあり、多くのイベントを用意。馬産地での初めての開催を記念して、馬産地町の名前を冠とした、協賛競走を第1競走の「安平町長杯未来へ駆けるまち安平町特別」から第8競走の「平取町長杯平取町『ウレシパ』特別」、第10競走の「日高町長杯門別競馬場の町!日高町特別」まで実施した。各競走の優勝馬関係者にはそれぞれの町から記念品が贈呈されたほか、協賛競走の発走前には馬産地町のPR動画を競馬中継番組やインターネット放送、場外モニターで放映。各町の特徴を紹介した。

 また、大井競馬場とのJBC2場開催を記念して、東京シティ競馬でファンファーレ演奏をする東京トゥインクルファンファーレ隊も来場。第8競走から登場し、第11競走では富川高等学校吹奏楽部とコラボしてファンファーレを演奏した。

 3日のホッカイドウ競馬の発売金額は1,736,097,980円を記録。2020年8月13日の第32回ブリーダーズゴールドC(Jpn3)実施日に記録した1,704,128,140円を抜き、ホッカイドウ競馬の1日における発売金額レコードを更新した。

 15開催82日間の全日程のうち15開催80日間を終えた11月3日での発売金額の総額は50,440,284,420円。初めて500億円の大台を突破した。