馬産地ニュース

平取町軽種馬生産振興会が第4回びらとり馬の絵コンテスト表彰式

  • 2020年08月25日
  • 表彰を受けた4点の受賞者
    表彰を受けた4点の受賞者
  • 平取町軽種馬生産振興会会長賞の記念撮影
    平取町軽種馬生産振興会会長賞の記念撮影
  • ふれあいセンターびらとりに展示された入賞作品10点
    ふれあいセンターびらとりに展示された入賞作品10点

 8月20日、平取町軽種馬生産振興会(船越伸也会長)は、平取町本町にある「ふれあいセンターびらとり」において、第4回びらとり馬の絵コンテストの表彰式を開催した。

 びらとり馬の絵コンテストは、平取町内の小学生を対象に、地元の主要産業のひとつである軽種馬生産や馬文化に興味を持ってもらおうと、2017年から実施。北海道軽種馬振興公社、日高軽種馬農業協同組合、びらとり農業協同組合、平取町が協賛している。第4回目の今年は、70人が参加し68点の応募があった。

 本来ならば6月に振興会が開催する1歳馬品評会にあわせて表彰式を行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で品評会が中止になったため、日高町の門別競馬場で8月5日に開催されたホッカイドウ競馬の「丸ごと一日びらとりDAY」の日に競馬場で表彰式をすることに変更。しかし、ホッカイドウ競馬が開幕から無観客競馬を続けていることから、この日の表彰になったという。

 コンテストでは68点の力作から10点の入賞作品を選定。入賞作品10点は8月11日から8月20日まで、ふれあいセンターびらとりにて展示。8月21日から8月27日まではびらとり温泉「ゆから」にて展示される。

 表彰式では平取町軽種馬生産振興会会長賞を受賞した「草原を走る馬」を描いた振内小学校6年の冨田凛さん、平取町長賞を受賞した「義経神社 初午祭」を描いた二風谷小学校3・4年の貝澤心美さん、菊池あんりさん、笠原優菜さん、平取町教育長賞を受賞した「こどもとおかあさんとひこうきぐも」を描いた平取小学校1年の原田華央さん、JAびらとり賞を受賞した「薫風に吹かれて」を描いた平取小学校6年の柏原美月さんを表彰。船越会長から賞状と記念品が贈られた。

 船越会長は「新型コロナウイルスの影響でこの日の表彰となりました。学校の再開も遅れる中で、68点もの応募がありました。感謝申し上げます。どの絵も素晴らしい作品でした。振興会会長賞の作品につきましては、今にもこちらへ駆けてきそうな躍動感あふれる絵が目に留まりまして選ばせていただきました。これを機会に地域の産業でもある軽種馬というものに、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです」とあいさつした。