アロースタッドが一般見学を開始
7月16日、新ひだか町静内田原にある有名種馬場、アロースタッドが今年の一般見学を開始した。期間は12月15日まで(11月以降は土日のみ)。見学時間は15時から16時の1時間となる。見学当日は二十間道路牧場案内所で申し込みが必要になる(15時45分まで)。
アロースタッドは1982年9月に設立。以来、アンバーシャダイ、タマモクロス、ブライアンズタイム、ホリスキー、メジロライアンなど数多くの人気種牡馬を繋養し、日本の生産界発展に寄与してきた。本年はアメリカの年度代表馬に2度も輝いたカリフォルニアクローム、昨年の日本ダービー(G1)をレースレコードで制したロジャーバローズの2頭を新種牡馬として導入。ほかにも、ワンアンドオンリー、ディーマジェスティ、トーホウジャッカルといったクラシックホース、ビッグアーサー、グランプリボス、トランセンド、ナカヤマフェスタなどのG1ホース、シニスターミニスター、シャンハイボビー、バトルプランといった輸入種牡馬などを繋養し、今年も1,000頭以上の種付けを行ったという。
今年の見学は新型コロナウイルス感染予防対策を実施。マスク不着用の方、咳の症状のある方、発熱中の方、突発的に健康に不安のある方、体調のすぐれない方、感染が疑われる方と濃厚接触がある方、海外から帰国して14日以上経過してない方の入場を断り、見学の際は、他の来場者との距離を取り譲り合うこと、牧場スタッフとの接触を控えること、場内トイレの使用不可などの措置が取られている。
見学開始初日は道内のほか、京都府や千葉県、愛知県などから熱心なファンが来場。ソーシャルディスタンスを取り、見学マナーを守りながら、馬房から顔を出す種牡馬との再会を楽しんでいた。