馬産地ニュース

優駿記念館が営業スタート

  • 2020年06月12日
  • オグリキャップの馬像と優駿記念館
    オグリキャップの馬像と優駿記念館
  • 新設されたマヤノトップガンの展示コーナー 
    新設されたマヤノトップガンの展示コーナー 
  • 優駿メモリアルパーク内のキングヘイローの墓碑
    優駿メモリアルパーク内のキングヘイローの墓碑

 6月1日、新冠町朝日にある優駿記念館が、2020年度の営業をスタートした。

 優駿記念館は、アジアエクスプレス、エスポワールシチー、カレンブラックヒル、キタサンミカヅキ、ゴールドアクター、サウンドスカイ、ニシケンモノノフ、ベストウォーリア、ヘニーヒューズ、ミッキーロケット、モーニン、レインボーライン、ロジユニヴァースなど数多くの有名種牡馬を繋養する優駿スタリオンステーションに隣接する優駿メモリアルパーク内にあるミュージアム。館内には芦毛の怪物と称されたオグリキャップの功績を讃える優勝肩かけや馬服、記念写真などのゆかりの記念品を常時展示しているほか、オリジナルグッズの販売、喫茶コーナーなどもある。

 優駿メモリアルパーク内の正面にはオグリキャップの等身大のブロンズ像が建てられているほか、オグリキャップ、アドマイヤオーラ、カネヒキリ、キングヘイロー、マヤノトップガン、マーベラスサンデー、コマンダーインチーフなど優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送った種牡馬の墓碑もある。

 本来であれば春の大型連休頃に営業を開始しているが、本年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開館を自粛。緊急事態宣言の解除を受け6月からオープンした。展示コーナーには新たに、昨年死んだキングヘイロー、マヤノトップガンのゆかりの品々の展示スペースも登場した。

 優駿記念館の本年度の開館期間は11月上旬まで。開館時間は午前10時から午後4時まで。開館期間中は無休で、入場料は無料となっている。

 また、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、マスク着用での来館、マスクがない場合は咳エチケットなどの配慮、混雑によりソーシャルディスタンスを確保できない場合の入場制限もあるという。