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期間限定騎乗の仲原大生騎手が初騎乗初勝利

  • 2020年05月15日
  • 期間限定騎乗の初騎乗初勝利を記録した仲原大生騎手
    期間限定騎乗の初騎乗初勝利を記録した仲原大生騎手
  • テンカビトの厩舎関係者との記念撮影
    テンカビトの厩舎関係者との記念撮影
  • はにかみながらインタビューに答える仲原騎手
    はにかみながらインタビューに答える仲原騎手

 5月13日、門別競馬場で行われたホッカイドウ競馬の第3回門別競馬1日目第3競走サラブレッド系3歳以上C4-4(内1600m)において、この日からホッカイドウ競馬で期間限定騎乗を開始した仲原大生騎手が、期間限定騎乗の初騎乗初勝利を記録した。

 仲原騎手は京都府出身の20歳。保育園の時にテレビで競馬を見て騎手に憧れ、騎手を志したという。2018年12月に南関東大井競馬の柏木一夫厩舎の所属騎手として大井競馬でデビュー。2018年12月25日に大井競馬場で自厩舎のグリフレットに騎乗し、デビューから15戦目で初勝利をあげた。

 2019年10月から2020年4月26日までは九州の佐賀競馬場にて真島元徳厩舎に所属して期間限定騎乗。ホッカイドウ競馬で期間限定騎乗をする前までの成績は580戦25勝2着30回となっていた。ホッカイドウ競馬での期間限定騎乗は5月13日から8月13日までの3か月間。期間中は林和弘厩舎の所属になる。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、門別競馬場入場から14日間の経過観察期間を設け、健康状態が良好なことを確認してから期間限定騎乗を開始。9頭立ての2番人気に支持されたテンカビトと仲原騎手は、後方からレースを進め、直線鋭く追い込んで先頭でゴールを駆け抜けた。

 期間限定騎乗での初騎乗初勝利を決めた仲原騎手は「良い馬に乗せていただいたのですけど、1~2コーナーでちょっと危ないことをしてしまいました。次からは同じことをしないように改善するようにします。これまでに大井競馬場、佐賀競馬場と乗ってきましたが、競馬場によって馬場が違います。門別競馬場にあった乗り方を考えて騎乗していきたいです。8月まで3か月の期間限定騎乗中は、たくさん乗せていただけるよう、そして技術を上げて結果を出せるよう、しっかり頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と話した。