馬産地ニュース

ディスクリートキャットの本邦初年度産駒が初勝利

  • 2020年05月12日
  • デビュー勝ちしたメイストーム
    デビュー勝ちしたメイストーム
  • 父の産駒の初出走初勝利となった
    父の産駒の初出走初勝利となった
  • ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックス供用のディスクリートキャット 
    ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックス供用のディスクリートキャット 

 4月29日、門別競馬場で行われたホッカイドウ競馬の第2回門別競馬2日目7R「JRA認定フレッシュチャレンジ競走(外1000m)」において、2歳世代が本邦初年度産駒になるディスクリートキャット産駒のメイストームがデビュー勝ち。2歳新種牡馬として3頭目の勝ち名乗りをあげた。

 ディスクリートキャットの本邦初年度産駒として初勝利をあげたメイストームは、母ユーリカ、母の父クロフネという牡の鹿毛。泉俊二氏の所有馬、佐々木国明厩舎の管理馬、日高町の木村牧場生産馬となる。

 産駒の初出走初勝利を決めたディスクリートキャットは、父フォレストリー、母プレティディスクリート、母の父プライヴェイトアカウントという牡17歳の鹿毛の米国産馬。現役時代は2006年のシガーマイル(G1)、ジェロームBCH(G2)、UAEダービー(G2)など9戦6勝の成績を残した。

 2008年より米国で供用開始。輸出された産駒ではエアハリファが2015年の根岸S(G3)に優勝している。日本では2017年より日高町にあるダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスにて供用。初年度は137頭に種付けされ96頭が血統登録されている。2018年は168頭、2019年は143頭と3年連続で100頭以上と種付けしている。本年度の種付条件は出生条件150万円となっている。