馬産地ニュース

静内軽種馬生産振興会が講習講話会

  • 2019年12月06日
  • 静内軽種馬生産振興会の講習講話会
    静内軽種馬生産振興会の講習講話会
  • 講師を務めた大瀧晴之氏
    講師を務めた大瀧晴之氏
  • セルフケアを実践する出席者
    セルフケアを実践する出席者

 12月3日夜、静内軽種馬生産振興会(片岡拓章会長)は、新ひだか町静内山手にある山手体育館において、大瀧治療院マイオセラピーセンター目黒の大瀧晴之氏を講師に招いて、講習講話会を開催した。

 講習講話会には振興会員や会員の家族など約40人が出席。開会にあたり片岡会長は「本日は当振興会の講習講話会に参加していただき、まことにありがとうございます。今年は今までと内容をガラッと変えて、私たち人間側の体のケアについて企画しました。皆さん、それぞれ、体に何らかの悩みを抱えて生活していると思います。今日はその悩みを少しでも改善できるきっかけをつかんでいただけたらと思います。そして、また、明日から、心身ともに健康になって、私たちの大切な馬が幸せに暮らせるようになればと思います」とあいさつした。

 講師の大瀧氏は宮城県仙台市出身で、柔道整復師、日本マイオセラピー協会認定マイオセラピスト、NSCA認定パーソナルトレーナー、キッズパワープロジェクト代表。アメリカのパーソナルトレーナー留学や人体解剖学を学び、宮城県において臨床現場での修行、都内グループ院長職技術担当部を担った後、グループやチェーン店にはこなせない丁寧な技術や診療を提供すべく、東京都目黒不動前に治療院を開院。臨床実績15年でこれまでに約9万人の診療経験を持つ。解剖学の講師経験や毎年の海外解剖実習参加で人体をリアルにとらえた筋肉、骨格、運動器系への施術で、特にアスリートのパフォーマンスアップ、起業家、経営者層の体調管理、健康予防にこだわる主婦層への施術を得意としている。また、キッズパワープロジェクト代表として、親子で取り組む将来「ケガせず才能が開花する身体づくりの支援」を、都内の小中学校で開催している。

 「頑固な腰痛改善、セルフケアと対処法」をテーマに講演した大瀧氏は、腰痛の4要素について説明。続いて、ストレッチ、テニスボールやドクターエアを使ったセルフケアをアドバイスした。出席者は講師の指示に従いながら、セルフケアを実践し、軽種馬の生産や育成は健康な身体が基本であることを再認識した。