馬産地ニュース

日本軽種馬青年部連絡協議会がパネルディスカッション

  • 2019年11月28日
  • 登壇した4人のパネリスト
    登壇した4人のパネリスト
  • 主催者を代表してあいさつする佐々木拓也会長
    主催者を代表してあいさつする佐々木拓也会長
  • 約80人の牧場関係者が耳を傾けた
    約80人の牧場関係者が耳を傾けた

 11月26日夜、日本軽種馬青年部連絡協議会(佐々木拓也会長、会員230名)は、札幌市中央区にあるアパホテル札幌すすきの西地下1階メイプルホールにおいて、せり市場に関するパネルディスカッションを開催した。

 パネルディスカッションには、青年部員をはじめとした牧場関係者のほか、JRA日本中央競馬会、公益社団法人日本軽種馬協会、日高軽種馬農業協同組合の職員が出席。主催者を代表して佐々木会長は「例年ですと各専門分野の先生をお招きして講演会を開催していましたが、今年は趣向を変えましてパネルディスカッションを開催することになりました。今年は5月から10月まで毎月せりが開催されるようになりました。そのような中で、皆様が馬づくりに励むうえで、どういう生産をしていくか、そういう経営をしていくか、ということを活発に議論していこうということで、今回、企画いたしました」とあいさつした。

 パネルディスカッションは(株)北海道新聞HotMedia馬事通信山田康文編集長を座長に進行。パネリストとして、(有)社台コーポレーション早来ファーム清水大育成主任、(株)ヒポファイル・ブラッドストック今村明浩代表取締役、(株)ウイン岡田義広代表取締役、エバグリーンセールスコンサインメント藤沢亮輔代表の4人が登壇した。

 パネルディスカッションでは、昨今のせりの印象、新設された北海道セプテンバーセール、札幌競馬場でのせり開催、今後のあるべきせり市場などについて討議。登壇者は購買者、販売者、コンサイナー、せり運営者など、それぞれの立場から、意見や要望、考えを述べた。