馬産地ニュース

静内小学校4年生が北海道サマーセールを見学

  • 2019年08月28日
  • 北海道サマーセールを見学する児童
    北海道サマーセールを見学する児童
  • 落札された馬をバックに記念撮影
    落札された馬をバックに記念撮影
  • 案内役を買って出た矢野亨憲さん
    案内役を買って出た矢野亨憲さん

 8月21日、新ひだか町静内緑町にある新ひだか町立静内小学校(小泉卓真校長、児童数173名)は、新ひだか町静内神森にある北海道市場を訪問し、日本最大級のサラブレッドの競り市として有名な北海道サマーセールを見学した。

 サマーセールを見学したのは4年生の児童21名。地域の基幹産業を学ぶふるさと学習という授業のひとつとして行われた。これまで、授業の一環として生産牧場などで、馬の生産やせりに向けての準備から競走馬としてデビューするまでの過程を学んできたが、せりを見学するのは初めての試みで、ひだかうまキッズ探検隊を主宰する新ひだか町地域おこし協力隊がサポートした。

 北海道市場を訪れた児童は、新ひだか町静内真歌にある矢野牧場の矢野亨憲さんの案内で場内を見学。生産者が愛情をこめて育てた生産馬が、購買者の競り合いで価格が決まるというせりのシステムをわかりやすく解説した。児童たちはパレードリンクやセール会場で上場馬が次々と競られる光景に大興奮。見学中には2000万円を超える競り合いにも遭遇し、一様に目を丸くしていた。