ブリーダーズGC(Jpn3)はアンデスクイーンが初重賞制覇
8月15日、門別競馬場ではグランダム・ジャパン2019古馬シーズン5戦目となる、スポーツニッポン杯第31回ブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)がダート2000mで行われた。
所属馬5頭、ホッカイドウ競馬6頭、全11頭の牝馬たちが熱い戦いを繰り広げた。
2.1倍の1番人気は昨年の同レース2着馬、プリンシアコメータ。その後重賞2勝を上げ、パワーアップしてリベンジを果たしにやってきた。2番人気は昨年のJBCレディスクラシック(Jpn1)5着馬アンデスクイーンで3.0倍。3番人気は関東オークス(Jpn2)勝ち馬、ラインカリーナで4.9倍と、例年通りJRA勢が人気を独占。迎え撃つホッカイドウ競馬所属馬からは、アルティマウェポン(6番人気)が人気を集め逆転を狙っていた。
大井競馬場から来場したトゥインクルファンファーレの生演奏でレースはスタート。ゆったりとした先行争いから、ラインカリーナが押し出されるように先頭へ。プリンシアコメータ、ソーディスイズラヴ、アンデスクイーンがつづき縦長の展開になった。逃げるラインカリーナに人気のプリンシアコメータが並びかけたのは4コーナーのコーナーワーク。2頭の叩き合いに、外からアンデスクイーンが加わり3頭横一線、最後の最後1/2馬身差前に出たのは2番人気のアンデスクイーンだった。勝ち時計は2:06.2(曇・稍重)。2着にプリンシアコメータ、ハナ差の3着にラインカリーナ。地元ホッカイドウ競馬の最先着はアルティマウェポンで6着という結果だった。
アンデスクイーンを勝利に導いた戸崎圭太騎手は、表彰式のインタビューで「返し馬の行きっぷりが良く、状態はいいなと感じていました。前を交わせそうな手応えはありましたが、ジリジリと追い詰める形になり、前の馬も強かったですね。直線を向いてからギアが上がっていく馬なので、それを信じていましたし、しっかり交わしてくれましたね」と振り返った。
管理する西園正都調教師は「賞金の関係で補欠の一番手だったのが、繰り上がりで出走出来、1週前の追い切りを坂路で自己ベストタイムを叩き出すなど状態は上向きでした。直線の長い門別のコースはこの馬に味方してくれると思っていましたし、勝てて本当に嬉しいです。ここでしっかり賞金を加算できたことで、選択肢が広がりました」と満面の笑みを見せた。
アンデスクイーンは父タートルボウル、母レイナカスターニャ、母の父キングカメハメハという血統の5歳牝馬。生産は安平町のノーザンファームで、母の全妹に秋華賞(G1)、エリザベス女王杯(G1)3着のアロマティコがいる。