馬産地ニュース

優駿記念館が営業スタート

  • 2019年04月02日
  • 本年の営業を開始した優駿記念館
    本年の営業を開始した優駿記念館
  • ゴールドアクターとベストウォーリアの記念品展示スペース
    ゴールドアクターとベストウォーリアの記念品展示スペース
  • オグリキャップの等身大のブロンズ像
    オグリキャップの等身大のブロンズ像

 3月30日、新冠町朝日にある優駿記念館が、2019年度の営業をスタートした。本年は11月4日まで営業。開館時間は午前10時から午後4時までとなっている。開館期間中は無休で営業する。入場は無料。

 優駿記念館はアジアエクスプレスやシルバーステート、ヘニーヒューズ、エスポワールシチー、カレンブラックヒルなどの有名種牡馬を繋養している優駿スタリオンステーションに隣接する優駿メモリアルパーク内にある建物。優駿メモリアルパーク内には、平成の怪物、芦毛の怪物などと称された平成のスーパーホース、オグリキャップの等身大のブロンズ像や墓碑、かつて優駿スタリオンステーションで繋養されたコマンダーインチーフやカネヒキリといった名種牡馬、新冠町内で生産されたアラホウトク、ロジータなどの名牝の墓碑も設置されている。

 館内では競馬ブームを巻き起こしたオグリキャップの功績を称える、有馬記念(G1)をはじめとする優勝肩かけや馬服、記念写真などのゆかりの品々や、全国のファンから寄せられたメッセージを展示。本年から優駿スタリオンステーションで種牡馬入りしたゴールドアクター、ベストウォーリアの重賞優勝記念品を展示したブースも新設された。3月19日に死んだキングヘイローのブースには主戦を務めた福永祐一騎手からの供花も置かれていた。

 また、グッズを販売しているほか、館内のカフェではソフトクリームや軽食を提供。横の放牧地では種牡馬を引退して余生を送るマヤノトップガンも見学できる。