アメリカンペイトリオットの初仔が誕生
昨年から日高町のダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスで種牡馬生活を送るアメリカンペイトリオットの初仔が誕生した。
2月8日生まれの鹿毛の牡馬で母はメモリアルイヤー。新ひだか町静内田原にある田原橋本牧場の生産馬となる。橋本孝博社長は「生まれたときから背中のラインがきれいな馬でした。馬をご覧になったダーレー・ジャパンのスタッフの方も、だれが見ても素晴らしい馬、と褒めてくださいました。母のメモリアルイヤーはJRAで4勝してオープンまで行った馬です。気性も前向きですしこれからどんな風に成長するか楽しみです」と話した。
アメリカンペイトリオットは父ウォーフロント、母ライフウェルリヴド、母の父ティズナウという牡6歳鹿毛のアメリカ産馬。半兄には2017年のニッカボッカーS(G2)2着のムクタサー、母の全兄には2009年のドバイワールドC(G1)、2008年のグッドウッドS(G1)などを制したウェルアームドがいる。
アメリカンペイトリオットの競走成績は14戦5勝。デビューからアメリカの芝路線で活躍し、3歳時の2016年にケントS(G3)をコースレコードで駆け抜けて重賞初勝利。2017年のメイカーズ46マイルS(G1)でG1初制覇を成し遂げた。
昨年は世界的名種牡馬ウォーフロントの後継として人気を集め154頭に種付け。今年の種付料は出生条件で150万円に設定されている。