エイシンフラッシュがレックススタッドに移動
12月4日、2014年から安平町早来源武にある社台スタリオンステーションに繋養されていたエイシンフラッシュが、新ひだか町静内目名にあるレックススタッドに移動した。
エイシンフラッシュは父キングズベスト、母ムーンレディ、母の父プラティニという血統。牡11歳の黒鹿毛で2007年に千歳市の社台ファームで生産された。
現役時代は平井豊光氏(後に平井克彦氏に名義変更)の所有馬、栗東の藤原英昭厩舎の管理馬として競走生活を送り、2010年の日本ダービー(G1)や2012年の天皇賞(秋)(G1)、2013年の毎日王冠(G2)、2010年の京成杯(G3)など27戦6勝をあげた。
産駒は2世代がデビューし、2017年はファーストシーズンサイアーランキング第4位にランクイン。主な活躍馬には2018年共同通信杯(G3)3着のエイムアンドエンド、2018年小倉2歳S(G3)4着のアーデントリーがいる。
エイシンフラッシュは10時30分過ぎにレックススタッドに到着。偶然居合わせた平井宏承会長ら栄進牧場関係者も出迎え愛馬に熱い視線を送った。
来年の種付料は受胎条件100万円に設定。事務局の(株)レックスは「とんでもない上がり3ハロンの時計をマークした日本ダービー(G1)もすごかったですが、ミルコ・デムーロ騎手が天皇皇后両陛下に最敬礼した天皇賞(秋)(G1)が特に印象に残っています。まだ若いですし、産駒もこれからたくさん出てくるでしょうから、今後の活躍を期待したいです」と話した。