北海道市場取引馬などがシンガポールへ
11月14日夜、今年5月に札幌競馬場で行われた日高軽種馬農業協同組合主催の北海道トレーニングセールにおいて、外国人バイヤーによって購買された馬などが、シンガポールへ向け輸出検疫を受けていた新ひだか町静内田原にある日本軽種馬協会静内種馬場輸出検疫施設を退厩した。
今回輸出されるのは、北海道トレーニングセールで14,040,000円(税込)の高額で取引されたルーラーシップ産駒の2歳のほか、2015年のセレクトセール当歳セッションにおいて取引されたハービンジャー産駒の現役競走馬、ホッカイドウ競馬での出走歴がある現役競走馬など5頭。5頭は11月8日に入厩。7日間の検疫を終えると航空便で海を渡るため成田国際空港へ向かった。
シンガポールへの輸出は2009年が14頭、2010年が13頭、2011年が17頭、2012年が19頭、2013年が15頭、2014年が20頭、2015年が21頭、2016年が16頭、2017年が11頭。今年は11月14日の時点で10頭が輸出されている。