馬産地ニュース

ザファクターが輸出検疫施設に入厩

  • 2018年07月24日
  • 日本での供用を終えたザファクター
    日本での供用を終えたザファクター
  • 7か月間過ごした種牡馬厩舎を後にした
    7か月間過ごした種牡馬厩舎を後にした
  • 高い人気を集め160頭以上と交配した
    高い人気を集め160頭以上と交配した

 7月23日午後、日本での供用を終えたザファクターがアメリカへ帰国するため、新ひだか町静内田原にある日本軽種馬協会静内種馬場輸出検疫施設に入厩した。

 ザファクターは父ウォーフロント、母グレイシャスネス、母の父がミスワキという血統の牡10歳芦毛のアメリカ産馬。現役時代は2011年のマリブS(G1)、パットオブライエンS(G1)など、たぐいまれなスピードを生かして13戦6勝の成績を収めた。

 2013年よりアメリカで、2014年よりオーストラリアで種牡馬供用開始。2018年は1シーズン限りのリースでJBBA静内種馬場にて供用。2月上旬にオーストラリアから来日し、160頭以上の繁殖牝馬との交配を済ませたという。

 ザファクターは検疫期間終了後の8月1日に輸出検疫施設を出発。翌2日に成田国際空港からアメリカへ向け出国する予定。