函館競馬場にメジロドーベルが来場
22日、エリザベス女王杯(G1)連覇を含むG1 5勝をあげたメジロドーベル(牝24)が函館競馬場に来場。ふれあいパドックでのお披露目と、写真撮影会が行われた。
21日の早朝に繋養先であるレイクヴィラファームを出発したメジロドーベルは、午前8時半に函館競馬場へ到着。1頭だけでの移動は久しぶりとなったが、落ち着いた様子で検疫馬房に入っていくと、夕方に行われたスクーリングでも堂々とした立ち振る舞いを見せていた。
お披露目が行われた22日は、開門と当時にふれあいパドックの周りには人垣が出来上がり、その後のお披露目でもカメラを持ったファンが柵沿いに詰めかけた。
抽選で25組が選ばれる写真撮影会には、200組を超える応募があった。この日は現役時代にメジロドーベルの主戦を務め、現在は怪我で休養中の吉田豊騎手も函館競馬場へ駆けつけ、写真撮影会ではエリザベス女王杯(G1)の肩掛けを持ちながら、ファンと共に写真に収まっていた。
写真撮影会の後、取材人に囲まれた吉田騎手は、「メジロドーベルと会ったのは、牧場で会って以来、3年前ぶりとなります。本当に元気だと思いますし、自分もいい刺激をもらいました」と笑顔で語っていた。また、この日は10月6日から、秋季特別展「メジロ牧場の歴史~”白と緑”の蹄跡」を開催する、JRA競馬博物館のブースも設置され、お披露目に訪れたファンは、「メジロカラー」の紙袋に入った展示内容のチラシや、来場記念のお菓子などを受け取っていた。