JBBA静内種馬場で種牡馬展示会
2月13日、新ひだか町静内田原にある日本軽種馬協会静内種馬場は、牧場関係者約400人を集め、2018年種牡馬展示会を開催した。
開会にあたり、本部から駆けつけた益満宏行参与は「本日はご多忙の中、そして、足元が悪い中、当場種牡馬展示会にご来場賜り、誠にありがとうございます。また、昨年は、当協会種牡馬をご利用いただきありがとうございました。さて、本年の種牡馬ラインナップに、ザファクターが新たに加わりました。本馬は、いま、世界が最も注目する種牡馬ウォーフロントの初年度産駒。自身はG1 2勝を含む重賞5勝をあげた快速馬で、種牡馬としても初年度産駒から2歳のG1勝ち馬を輩出し注目を集めています。1年リースによる本年のみの供用となりますが、おかげさまでたくさんの申し込みをいただいております。供用2年目のマクフィは、ニュージーランド年度代表馬ボヌヴァルなど3頭のチャンピオン、4頭のG1勝ち馬を含め12頭の重賞勝ち馬を輩出し、種牡馬としての実績を着実に積み上げております。同じく供用2年目のベルモントステークス(G1)勝ち馬クリエイターⅡは、最初の種付けシーズンを無事終了し、馬体や精神面で大きく成長しました。本馬の父タピットは、3年連続米リーディングサイアーとなっておりますが、その後継種牡馬として期待が高まります。そのほか、海外産駒が活躍中のエスケンデレヤ、初年度産駒が昨年の1歳せり市場で高い評価をいただきましたケープブランコ、勝ち馬を安定的に送り続けておりますヨハネスブルグやバゴなど、多彩な種牡馬がラインナップされております。まだ、配合に余裕のある種牡馬もおりますので、ぜひ、この機会に、配合のお申し込みをいただければと思います」とあいさつした。
種牡馬展示は遊佐繁基種馬課長のアナウンスで進行。最初は新種牡馬のザファクターが展示され、血統や競走成績、種牡馬成績が紹介された。すでに多くの配合申し込みがきて満口となっているが、今後の種付け状況を見て対応するという。
その後は、供用2年目のクリエイターⅡ、マクフィ、本年本邦初年度産駒がデビューするケープブランコ、海外産駒が活躍中のエスケンデレヤ、実績上位のヨハネスブルグ、バゴ、唯一の内国産種牡馬サニングデール、九州種馬場から復帰したストラヴィンスキーが登場。最後に再びザファクターがお披露目された。