リアルインパクトが社台スタリオンステーションに再入厩
1月21日早朝、安平町早来源武にある社台スタリオンステーションに、真夏のオーストラリアから帰国したリアルインパクトが、元気な姿で半年ぶりに再入厩した。
リアルインパクトはディープインパクトの初年度産駒。牡10歳の鹿毛で、半弟には2017年に香港のクイーンエリザベス二世C(G1)を制したネオリアリズム、半兄には2007年のオーシャンS(Jpn3)を制したアイルラヴァゲインがいる。
競走成績は30戦5勝。2011年の安田記念(G1)、2013年、2014年の阪神C(G2)のほか、2015年にはオーストラリアのジョージライダーS(G1)を制覇した。
2016年から種牡馬となり、オーストラリアへのシャトル繋養は2年連続。種付料は1万9,250オーストラリアドルに設定され、モーリスやミッキーアイルと同じアローフィールドスタッドで種牡馬生活を送り、2年連続で100頭以上に種付けしたという。
事務局の社台スタリオンステーションでは「オーストラリアで生まれた初年度産駒の評価が高く、2シーズン目もたくさんの繁殖牝馬に恵まれたようです。向こうの関係者の方から写真を送ってもらいましたが、本当に良い馬が多く、今からデビューが楽しみで仕方ありません」と現地での評判に喜んでいた。
日本での2018年度の種付料は、2017年度と同じ受胎条件80万円(フリーリターン特約付き)に設定されている。