リヤンドファミユがアロースタッドに入厩
3冠馬オルフェーヴルの全弟としてデビューから注目を集め、JRAで4勝をあげたリヤンドファミユ(牡7歳)が引退し、新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りした。
本馬はステイゴールドの直仔で、オルフェーヴルやドリームジャーニーと全兄弟となる超良血馬。2歳暮れに勝ち上がり、出世レース・若駒Sを制してクラシック候補となったが、2度の故障の影響もあり、その後大成することができなかった。
アロースタッドには1月16日午後に到着し、持ち前の柔らかい身のこなしで厩舎へと入った。到着に立ち会った事務局「リヤンドファミユ パートナーシップ」の藤井義人代表は、「到着後も馬自身は元気いっぱいですね。沢山の方の期待を背負っている馬なので、一頭でも多くの産駒に恵まれて欲しい。この血統らしい運動神経の良さと闘争心、成長力を種牡馬として生かしていきたい」と、PRしていた。種付け料は受胎条件30万円、出生条件50万円となっている。