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アジアエクスプレスが優駿スタリオンステーションにスタッドイン

  • 2016年12月12日
  • スタッドインしたアジアエクスプレス
    スタッドインしたアジアエクスプレス
  • ヘニーヒューズの後継種牡馬として期待される
    ヘニーヒューズの後継種牡馬として期待される
  • 駆けつけた牧場関係者にお披露目
    駆けつけた牧場関係者にお披露目

   12月11日午前9時頃、新冠町朝日にある優駿スタリオンステーションに、来年から種牡馬として繋養されるアジアエクスプレスがスタッドインした。

   アジアエクスプレスは父ヘニーヒューズ、母ランニングボブキャッツ、母の父ランニングスタッグという血統。牡5歳の栗毛のアメリカ産馬となる。

   アジアエクスプレスの競走成績は12戦4勝。美浦の手塚貴久厩舎に所属し、2013年11月のメイクデビュー東京で後続に5馬身差をつけ新馬勝ち。2戦目のオキザリス賞は7馬身差で連勝した。デビューから2戦はダートだったが、初芝となった3戦目の朝日杯フューチュリティS(G1)も制覇。無傷の3連勝でG1ホースとなり、2013年JRA賞最優秀2歳牡馬に選出された。2014年にはレパードS(G3)に優勝。1年以上の休養から復帰した11月の福島民友Cがラストレースだった。

   アジアエクスプレスのスタッドインに駆けつけた須崎孝治優駿スタリオンステーション代表は「芝のG1を勝っているだけあってとても素軽くて良い馬ですね。血統表を見ても五代までにクロスがないので、どんな繁殖牝馬でも種付けできるのはうれしいですね。周囲の生産者の方々からはヘニーヒューズの一番の後継種牡馬だという評価もいただいています」と期待した。種付条件は後日発表される。