馬産地ニュース

胆振軽種馬農協青年部グループが第4回研修会

  • 2016年11月17日
  • 本年最後の胆振軽種馬農協青年部グループの研修会
    本年最後の胆振軽種馬農協青年部グループの研修会
  • 的確なアドバイスを送る三浦久延獣医師
    的確なアドバイスを送る三浦久延獣医師
  • 活発な意見交換が行われたパネルディスカッション
    活発な意見交換が行われたパネルディスカッション

 11月16日、胆振軽種馬農協青年部グループは、千歳市にある北ガス文化ホール(千歳市民文化センター)会議室において、平成28年度軽種馬経営高度化指導研修事業・クループ研修の第4回研修会を開催した。

 この研修会は同青年部グループと公益社団法人日本軽種馬協会の共催。6月から定期的に開催しており、今回が最終回となる。

 第4回は「来年度の1歳せりに向けた当歳馬の飼養管理について」と「今年度の研修まとめ」がテーマ。胆振管内の6つの牧場などから35名の青年部員、従業員が出席した。

 当日は、最初に、モデル牧場として定期的に飼養管理のコンサルタントを行っていた、安平町のゼットステーブルにおける「モデル牧場の取り組み・サマーセールの成績について」報告。続いて、ファームコサルタントの三浦久延獣医師が、「来年度の1歳せりに向けた当歳馬の飼養管理について」を演題に講義を行った。

 最後に4つの牧場から1歳馬を担当する厩舎長やマネージャーがパネラーとなり、パネルディスカッションが行われ、離乳した当歳がイヤリング厩舎に入厩する時期、ウインターシーズンにおける放牧方法や放牧地の管理方法、せり上場馬を振り分ける時期や方法などについて意見交換した。

 本年度の研修を終え、事務局の胆振軽種馬農協は、「出席した皆様の意見や要望を参考に、来年度以降も皆様が興味を抱くような研修や講習を定期的に開催していきたいです」と振り返った。