門別競馬場で「北海道2歳優駿」開催記念プレミアムトークショー
門別競馬場では11月1日、毎年好メンバーが集う交流重賞・北海道2歳優駿(Jpn3)に合わせて、プレミアムトークショーが行われた。
トークショーは門別競馬場・スタンド「ポラリス☆ドーム」JBCビジョン下を会場に行われ、ビッグレッドファーム・グループの岡田繁幸代表と、馬事通信の山田康文記者、地元ラジオ局・Air-Gでホッカイドウ競馬情報を担当しているパーソナリティ・高山秀毅氏の3名がゲストとして登場し、マイクを握った。午後7時から始まり、会場の席はすぐさま満席となり、立ち見客が取り囲むほどのにぎわいとなった。
今回のトークショーでは、ホッカイドウ競馬に関する話題を中心とし、高山氏が進行役を兼ねながら、日本を代表するホースマンとして知られる岡田代表が、ホッカイドウ競馬に対する考えや思い出を語った。その中では、ホッカイドウ競馬や馬産地事情に詳しい山田記者による手引きで、コスモバルクを第1号とする外厩制度の進歩など、現在のホッカイドウ競馬に至るまでの、岡田代表による数々の尽力が触れられた。また、話題は岡田氏所有の現役馬に及び、夏にホッカイドウ競馬所属馬と対戦したトラスト(牡2歳、栗東・中村均厩舎)や、英国ダービー(G1)制覇を狙うコスモス(牡2歳、川崎・河津裕昭厩舎)への期待が会場に響き渡った。
大きな拍手とともにトークショーは終了。その後、やや間をおいてメインレースの北海道2歳優駿(Jpn3)のパドックが始まると、会場では再び3名が登場し、同レースの予想コーナーが設けられた。岡田代表は、パドックの映像を見ながら身振り手振りで馬の動きや気配を解説し、血統と照らし合わせながら予想を伝えた。これまでにもグリーンチャンネルやBSイレブンの競馬中継で、鋭い予想を発揮している岡田代表とあって、観客の関心度はここでも非常に高く、外の寒さを吹き飛ばすように場内は沸いた。結果的にレースは、岡田代表が印をつけた◎→△→〇の順で決まり、岡田代表の予想が光った。
今年度のホッカイドウ競馬開催は11月10日までで、最終日は“調教ハンター”天童なこ氏と馬産地ライターの村本浩平氏、山田康文記者による「道営記念&ブロッサムカップ予想トークステージ」や、フィナーレ後の恒例イベント「ジョッキー交流会」が組まれている。