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浦河町の馬事資料館で企画展「名手と優駿たち~人と馬の絆~」

  • 2016年08月04日
  • 企画展「名手と優駿たち~人と馬の絆~」
    企画展「名手と優駿たち~人と馬の絆~」
  • 70枚以上のパネルを展示
    70枚以上のパネルを展示
  • 馬事資料館は優駿の門が目印
    馬事資料館は優駿の門が目印

 7月23日、浦河町西幌別にある浦河町立郷土博物館に併設される郷土文化保存伝習施設、馬事資料館において、平成28年度浦河町馬事資料館企画展「名手と優駿たち~人と馬の絆~」が始まった。

 企画展は浦河町立郷土博物館の主催。公益財団法人馬事文化財団、日本中央競馬会日高育成牧場、日胆地区博物館等連絡協議会、浦河町立郷土博物館友の会が後援している。

 企画展では、JRA競馬博物館において2015年春に開催された、「名手と優駿たち」、「伝説の騎手・前田長吉の生涯」のパネルと、明治40年に浦河町西舎に設置された日高種馬牧場文書を展示。会場では伝説の騎手と呼ばれた前田さんの少年時代、見習い騎手時代、クリフジとの出会い、出征、奇跡の帰還などを展示。また、騎手部門でJRA顕彰者に選出されている、保田隆芳、野平祐二、福永洋一、郷原洋行、柴田政人、岡部幸雄、河内洋という7名の騎手時代の成績やお手馬として手綱を取った名馬たちを紹介している。

 企画展は夏休み期間中ということもあり、北海道内外から数多くの競馬ファン、観光客、ツアー客、家族連れ、保育園児、小学生の団体などが来場し、馬文化や競馬への理解を深めた。

 開催期間は7月23日から8月21日まで。入場無料で時間は午前9時から午後4時30分まで。毎週月曜日が休館。